暫定税率とつなぎ法案

さぁ、時事評論○番勝負1発目!!

<つなぎ法案>与党と民主など賛成多数で可決 衆院

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080331-00000028-mai-pol

 衆院は31日の本会議で、道路特定財源にかかわる項目を除いた租税特別措置を5月末まで延長する「つなぎ法案」を、与党と民主党などの賛成多数で可決した。午後の参院本会議で可決、成立する見通し。政府が提出した租税特別措置法改正案は成立のめどが立たず、道路関連以外の主な税の優遇措置の期限を延ばして国民生活への影響に歯止めをかけることにした。つなぎ法案の対象ではないガソリン税の暫定税率は31日で失効し、ガソリンにかかる税は4月1日以降1リットル当たり25.1円下がることになる(一部抜粋)。

 今回のつなぎ法案は、民主党でもこればかりは通さなければいけないものもあるので与野党ともに一応妥結しました。さて、今日暫定税率が期限切れしますが、与党はこの暫定税率を再び上げることになれば、非難は必至ですし、民主党も問責の提出は免れないでしょう。その後も非常に緊迫した状態になりますが…。

暫定税率が廃止になったからと言ってGSではすぐには値下がりしないところが多いです(一部既に段階的に値下がりしているところはありますが)。だいたい数日くらいかかると思います。一方でいつまでもそのまま維持するところもなかにはあるかもしれませんが・・・。

この暫定税率で、国会だけではなく、GS、そして我々消費者も混乱に陥っています。しかし消費者の立場から言ったらこの暫定税率の話は朗報でしょう。値上げの嵐が起こっているなかの唯一の値下がりですから。

しかし地方財政では大きな痛手になることは間違いありません。中には廃止されただけで500億以上の収益がなくなってしまうところだってありますから。

暫定税率が下がるというのは朗報ですが、政府や地方はそれを見越した財政運営をやらなければいけませんな。

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