女はなぜ土俵にあがれないのか

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横綱朝青龍の天敵(?)である横綱審議委員会委員の内館氏が上梓した作品である。女性が土俵に上がれないということについて歴史事実をもとに非常によく考察されている作品である。ちなみに本書が上梓されたのは一昨年の11月、実はこの翌年の9月の名古屋場所で女性が土俵に乱入し騒動となったことを皆様はご存じだろうか。当時のニュースによると女性はビラ100枚を持ち、奇声を発していたという。また、2003年の大阪場所(春場所)では当時の太田知事が土俵でトロフィーを渡すことができず、代役の男性がトロフィーを渡すということでも話題となった。また、本書にも書かれていたが1978年に当時、労務省婦人少年局長であった森山真弓氏が相撲協会の2人の理事に「女性が土俵に上がれないのか」ということでニュースとなった。しかしなぜ女性は土俵に上がれないのか。

著者によれば、これは神事にかかわることである、しかし抗議している側からは「日本で一番最初に入ったのは女性である、なので女性が上がれないのはおかしい」と反論しているが、これもしっかりとした形で返しているところは著者のすごい所である。詳しくは本書に書いてあるのでぜひ読んでいただきたい。また土俵がどのようにしてできたのか、今の土俵はどのように作られているのか豆知識的なことも事細かに書かれているので、相撲ファンの方々には必見!の一冊である。

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