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2008年6月13日

中東 迷走の百年史

中東諸国はオイルマネーにより資産が潤沢になる一方でイラク戦争等によりいまだに混乱状態に陥っていることも事実である。本書ではそのイラク戦争からアフガニスタン、そして今も緊張状態が続いているイスラエル・パレスチナ問題などなど百年の歴史をもとにして「なぜそうなったのか」という視点を書かれている。 これについて半分以上がアメリカ・ロシア(旧:ソ連)など強国がらみが多かったということである。中東諸国は地下資 […]

森林からのニッポン再生

日本では森林に関する問題は昨今の地球温暖化に比べるとさほど話題になってはいないようだが、それでも森林の保護というのは地球環境保全のための一つであるとされている。私も信じたいところだが本書を読んでこの考えが覆された。 まず日本の森林はいつごろできただろうか。特に山の森林はいつごろできただろうか。古代からあるのではと考えるかもしれないが江戸時代は禿山が多かったという衝撃な事実がある。その証拠として安藤 […]