「占い」は信じるな!

本書は様々な占いについて根底から批判している。とはいえ著者も「五術占い全書」など多数の戦術化を育てるなど占いに携わっていると言っていい。その立場から言っているのであろう。

私自身も占いというのは信じないが、楽しみ程度に「今日の占い」というのを見ることがある。しかしそれも必要ないと著者は言っている。これは人それぞれ好き好きはあるのでこれについては批判しようがない。楽しみ程度であれば私はいいと思っている。また占いだけではなく心霊現象や霊視、心霊現象等についても批判している。

これも私は信じないが、これは前のところでも書いている(おそらく前身のブログにて)が、これ自体は昔はお笑い程度の感覚であった。ある人が言っていたが昼のワイドショーにてイタコが依頼主少年の父親を憑依して感動的なストーリーとなると思いきや、「うちの屋号は何?」と少年が問うたら、イタコが慌てふためいたというエピソードもある。

面白半分であれば無害であるが夜にやっているからでこそ人々に恐怖を与えてしまっている。そして占いもそれを真に受けてしまい、高額の商品を買わせるという事態になっている。そういうこともあるので楽しみ、お笑い程度であれば見てもいいかもしれないが、真に受けてはいけないことも本書が警鐘を鳴らしている一つではなかろうか。