DAY

2008年9月11日

幸せに近づく コミュニケーションの処方箋

コミュニケーションを行うというのは様々であるが、大きく分かれたら「いかに上手にしゃべることができるのか」「いかに人の意見を正確に聞くことができるのか」である。私は前者はそこそこできても後者がほとんどできない。そこで本書を読んだというわけである。 本書は様々なケースでのコミュニケーションによる対処の方法と現状について説明しているが、そのケースそれぞれが非常に生々しい。しかし本書に似通ったケースであれ […]

軍隊のない国家

日本の憲法9条には「戦争放棄」「交戦権の放棄」について明記されている。いくつかの論客や国民からは自衛隊は憲法9条に反するとして訴えているという(多くは敗訴しているが、中には違憲としている判例もある)。 本書はそういった憲法9条を見直しつつ、軍隊のない国家27カ国について迫っている。永世中立国をはじめ日本のように戦争放棄を憲法に盛り込んだ国もある。 それを挙げて自衛隊の意義や憲法9条の担保を結論付け […]

強い会社をつくりなさい

本書は30年の間にわずか3回しか減益をしていないという中小企業経営のカリスマである武蔵野社長の小山昇氏が「強い会社とは何なのか」、「強い会社にするには」を自らの経験をもとにして説いた指南書である。 ここで疑問に思ったのが「強い会社とは何なのか」である。「高い利益率を上げる会社」なのか、「つぶれずに長く存続できる会社」なのか、著者の会社のように「長い間利益を伸ばし続けられる会社」なのか。おそらく見て […]