サラダボウル化した日本


近頃日本で働く、そして学ぶ外国人が増えている。いったいなぜこのような現象になったのだろうか。実際に日本人の給料の良さ、そして治安の良さ、さらに何よりも働く場を求めているところではなかろうか。しかし日本にも日本の事情があり、少子高齢化に伴い労働人口が減少しているのも確かな話である。さらにいえば医者の人材不足など様々な業界で人材不足というのが起こっていることも要因に挙げられる。

第2章では気になる文言があった。

「インド企業でも、SEは1日13〜14時間働く忙しさ得あるが、豊かさを求め、インド人は誇りを持って激務に勤しむという。まるで、一昔前の日本を見ているようだ」

これは非常に考えさせられる。というのは今の日本は物的に豊かになっている。豊かになるからでこそ今日のような成功本やビジネス本が乱発している現象があるのではないだろうか。しかしそれがあるという背景には「心の豊かさ」を求めるという風潮ではなかろうか。一方インドや中国は急激に経済成長を遂げている(最近減退しはじめた)が、まだまだモノの豊かさにかけているところがあるため豊かさを求めて海外で働くという。

おそらくこれから日本で働く外国人労働者の数は増え続けることだろう。しかし何人かの論客はそういったことを排除せよという意見もあるが、日本人だけで今の労働状況を維持するのは非常に難しい。むしろ不可能かもしれない。ではどうしたらいいのかというと外国人労働者を受け入れられやすい環境をつくるということしかない。それをやるためには厚労省や経済産業省、そして企業側の努力が必要であるが、はたして打つ手というのはあるのだろうかという疑問さえ出てくる。しかし悩んでばかりはいられない。ただただ模索するのみである。

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