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2008年10月16日

データブック貧困

「貧困」とは一体何だろうかというのを戦後、高度経済成長まで忘れてしまったのかもしれない。大戦中や戦前は配給制により満足のいく食事ができず、国のために勤勉を行い、夜遅くまで仕事に勤しんだという人がほとんどである。しかし労働状況が一向に改善されないことから小林多喜二の「蟹工船」のような減少が起こっては鎮圧されたということもあったという。 バブルが崩壊し、「失われた10年」を乗り越え日本は「貧困」が他人 […]

世界の貧困問題と居住運動

貧困問題についてもいくつか取り上げられているが、今回は少し貧困の中でも居住運動に目を向けてみる。家がないという貧困も少なくない。日本でも「ネットカフェ難民」や「マック難民」というのが取り上げられているが、それと比にならないほどである。お金もなければ働く当てもない。日本のようにネットカフェやマクドナルドのファーストフード店もない。本当に外が家であり、青空のもとで生活を過ごすという人たちである。本書は […]