F1 中国GP ハミルトンが今季6勝目!! そしてチャンピオン争いは最終戦へ!!!

結果は以下の通り(GPUpdate.netより)。

Pos.ドライバーコンストラクターズTyresTime
1 L・ハミルトンマクラーレン1:31:57.403
2 F・マッサフェラーリ+ 14.925
3 K・ライコネンフェラーリ+ 16.445
4 F・アロンソルノー+ 18.370
5 N・ハイドフェルドBMW+ 28.923
6 R・クビサBMW+ 33.219
7 T・グロックトヨタ+ 41.722
8 N・ピケ・ジュニアルノー+ 56.645
9 S・ヴェッテルトロロッソ+ 1:04.339
10 D・クルサードレッドブル+ 1:14.842
11 R・バリチェロホンダ+ 1:25.061
12 中嶋 一貴ウィリアムズ+ 1:30.847
13 S・ボーデトロロッソ+ 1:31.457
14 M・ウェーバーレッドブル+ 1:32.422
15 N・ロズベルグウィリアムズ+ 1 laps
16 J・バトンホンダ+ 1 laps
17 G・フィジケラフォースインディア+ 1 laps
Did not finish
18 H・コヴァライネンマクラーレン+ 6 laps
19 A・スーティルフォースインディア+ 41 laps
20 J・トゥルーリトヨタ+ 55 laps

ハミルトンがポール・トゥ・ウィンで最年少ワールドチャンピオンに王手をかけました。ただ2位にはマッサ。油断はできません。

6位のクビサがタイトルの可能性がなくなりましたので、タイトル争いはハミルトン対マッサとなります。チャンピオン予想は後ほどのことで。

3位はライコネン。可能性がすでにないことなのでマッサのサポートに徹しました。昨年はマッサがライコネンをサポートに徹してチャンピオンをとったわけですから(マクラーレンの自滅というのもあるが)、今回は逆の立場で貢献することがライコネンにとって大事なことかもしれません。そして来年は逆の立場ということで。

ヴェッテルが久しぶりにノーポイント。さすがにあれだけポイントを稼げば評価は高いでしょう。ただ来年移籍するレッドブルはちょっと調子が悪い模様。それを打破するのはヴェッテルなのか?

日本勢の話に行きましょう。

トヨタはグロックが6位だったのですがトゥルーリは第1コーナーでのボーデとのクラッシュによりリタイア。コンストラクターズ4位の夢がついえてしまいました。しかし最終戦に向けて今度は5位を死守を目標に頑張れと言いたいところです。

ホンダ勢はバリチェロ11位。バトン16位でした。マシンが決まらなかったもののバリチェロのペースが上がっていっているように思えます。ロス・ブラウンがトップなだけに…という考えもあるようで。

中嶋は1ストップ戦略が功を奏して12位フィニッシュ。マシンがあまりいいようには思えませんでしたが、それでも戦略も順位的にもチームメートのロズベルグに勝っているところもいくつかあるのでなかなかだと思います。

さてワールドチャンピオン予想。過去のデータをもとにして予想を立ててみました。

ハミルトン:2位フィニッシュでチャンピオン

マッサ:母国優勝だがチャンピオンを逃す

ということも考えられます。そうでなくともハミルトンはチャンピオンをとるためにリスクはとらないという戦略をとるのではないかと。ただこのGPまでアグレッシブな走りをしていただけに優勝をとるような気もしますが…、チャンピオンの取り方がわかっていればおそらく危険な走りは鳴りをひそめるかと。ただ何か起こるかわからないということだけはあらかじめ言っておきます。

マッサの得意なコースの一つなのでここは勝たないわけにはいかないでしょう。ポール取れればある程度のプレッシャーになると思います。

さて次は最終戦ブラジル・インテルラゴス!!! チャンピオン争いの結末やいかに…。