手帳 Hacks! 仕事と手帳を200%拡張するLifeHacks

年末と3月末にかけては手帳といった話題が多くなる。今回はハックスシリーズの手帳に関する本を紹介する。

手帳 Hacks! 1:どんな手帳がほしい?
手帳とはいってもたくさんの種類がある。ポケットに入るくらいの手帳だとか、ノート大の手帳もあれば、2週間で終わる手帳…挙げてみたらきりがないほどである。私はこんな手帳を使っている。よく周りからは使いにくいんじゃないかと言われるが大学生の時分から使っていて、馴れると結構使えるものだ。ビジネス書やセミナーでの手帳術を実践するのにもこれを結構使っているので、ある意味で玉石混淆の中身となっているのであまり見せられない、というより見せたくない。ここではそれぞれの種類での手帳の書き方について書かれているが、「マンダラビジネス手帳」や「夢手帳」といったユニークな手帳の書き方まである。ちょっと興味を持つのだが、やっぱり自分の手帳のほうがいい。

手帳 Hacks! 2:書き留める
最初にこれが飛び込んだ。
「体裁にこだわらずに書く!とにかく書く!」
これで尽きたらおしまいだろう。本書はそこから小手先のテクニックが書かれている。見えるかするためにペン、ポストイット、メモの取り方について書かれている。メモやスケジュール管理ばかりではなく、日記やアイデアノートもある。また手帳の使い方によっては人脈の形成、脳の活性化により物忘れを防ぐという効果がある。手帳は使いようというもので、本書のようなやり方というのは実践価値が高い。

手帳 Hacks! 3:整理する
さて書きとめたら整理しなければならない。スケジュール管理でも、資料のリストアップ・入手、相手どおしのスケジュールの整理と言ったことができる。またサラリーマン作家であったらスキマ時間を利用して、作品を書くことができる。アイデアや情報を整理して、新たなビジネスモデルを構築することも可能である。手帳はスケジュールやメモ帳ばかりではない、ということを書いているところである。

手帳 Hacks! 4:実行に移す
さて行動であるが、いよいよHacks!の真骨頂である「TO DOリスト」がお目見えになる。「TO DOリスト」というのは縦軸は優先順位の高さ、横軸が緊急度の高さとなっており、
上段左から
A…優先順位が高く緊急度が高い仕事
B…優先順位は高いが緊急度は低い仕事
C…優先順位は低いが緊急度は高い仕事
D…優先順位も低く緊急度も低い仕事
という風にリストアップしていく。ただ今回は手帳であるのでこれをどうやって手帳に書くのか、手帳は無地のものから罫線のあるものまであるが、罫線のあるものであればそれを増やして「TO DOリスト」をつくることができる。また無地でも罫線をつくってあたかも罫線のあるように作ればなんてことはない。

手帳はノートと同じように無限の可能性を秘めている。普段持っている手帳をどのように使うのか…、そこで勝負の分かれ目が決まる、かもしれない。