決弾 最適解を見つける思考の技術

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決弾 最適解を見つける思考の技術 決弾 最適解を見つける思考の技術
小飼 弾 山路 達也

アスペクト  2009-03-23
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404 Blog Not Found」の小飼弾氏、ITジャーナリストの山路達也氏の1冊。このコンビは昨年発売された「弾言」とまったく同じである。
人は誰しも「決断」を下すときがある。
00.「決弾」
日本経済が潤沢になったことにより、選択が多様化する時代となった。この中で決弾をする前に目移りしてしまい「あれもやりたい」「これもやりたい」という人が多いのではないかと思う。
著者は「決断とは捨てること」としてあるが、では某辞典で、この意味について調べてみると、
①きっぱりと心を決めること。
②是非善悪を見定めて裁くこと。
本書では①の意味を言っているのだということがよくわかる。ほかの選択肢をすべて捨て去って決めるということであるから、「決断とは捨てること」というのは正しい。その決断をするためには考える時間を増やし、いつ死んでもいいという決断をする。こう言った決断が大切だという。
01.「男女」
ここからは短いQ&A形式のお悩み相談のあと補足の説明がある。補足の説明の方がページ数が割かれている。ちなみにお悩み相談の答え方がかなりぞんざいなのが気になることろだが。
それはさておきここでは「異性にもてない」「配偶者」「親」「同性愛」についてである。「モテ」の範囲に入るようだが、ビジネスは恋愛に喩えられることを考えるとビジネス的な要素もある。
02.「親交」
「友だち」「人間関係」「人付き合い」「コミュニケーション」についてである。
03.「楽習」
「勉強観」についてである。勉強術というのがごまんとあるが著者が作った造語、「楽習」というのが斬新で面白い。
04.「仕事」
「仕事観」についてである。特に仕事のやり方や会社でどのように働けばいいのかというのが印象的であった。
05.「育児」
本書の中で本章がビジネスに関して最も縁遠いように思える「育児」。最近では教育問題や俗流若者論が評論家、すなわち大人だけの立場から見ていることが多い。しかし本章はきちんと子供の視点から書かれている。
06.「人生」
人生のみならず、仕事、政治に関してもここで書かれている。特に「格差」「自分探し」「命」など著者にしかできない
最後に経済評論家の勝間和代氏との対談が載せられている。小飼氏と勝間氏との対談はダイヤモンド・オンラインでも行われていたが(全6回:123456)今回はそれとは違い「知的生産性」というのが大まかなものであるが、細かく言うと仕事や読書と言ったものが中心であった。
小飼氏自身がブログなどで本を挙げ、さらに数多くの仕事をこなした中で得たものをすべて集め、独自の切り口で世の中にあるモノ・コトを斬っているそんな1冊である。
昨年の「弾言」では著者の考えについて結構批判したのだが、今回は批判する箇所がほとんどない。むしろ同意見のものがほとんどのようにおもえる。正論とは違う小飼氏にしかできない「飾らず・気取らず・妥協せず」の論調はむしろ小気味よく思えてきた。
最後に余談であるが、カバーをとった表紙には、天使と悪魔が乗っている天秤がある。その真中で天秤を支えているのはもしかして小飼氏であろうか。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51188045.html

http://www.binword.com/blog/archives/000660.html

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51191268.html

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コメント

  1. 「決弾 」、本日発売

    実はすでに土曜日から発売されていたようですが、オフィシャルには本日なので。
    決弾
    小飼弾 /
    山路達也
    セブンアンドワイ – 本 – 決弾 最適解を見つける思考の技術
    オンライン書店ビーケーワン:決弾 最適解を見つける思考の技術
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