0円販促を成功させる5つの法則

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0円販促を成功させる5つの法則 (DO BOOKS) 0円販促を成功させる5つの法則 (DO BOOKS)
米満 和彦

同文館出版  2009-03-05
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著者の米満様より献本御礼。
「100年に1度の不況」と呼ばれる時代。この不況を恐れてか人件費や広告費などの経費を大幅に削減する企業が目立っている。しかしコストカットというのは今に始まったことではなく「戦後最長の好景気(もしくは「実感無き好景気」)」と呼ばれた時代でも利益を最大限にするためにコストカットをしている。もはや「コストカット」というのは常套句の様相である。
広告費、もしくは販売促進費というのがカットされる中、耳を疑うような販促戦略で成功を収めているというのがある。
それが本書の「0円販促」である。ある意味反則のような販促方法かもしれないがそこには「情熱」があり、何よりも面白い「アイデア」が盛り込まれている。そう、この2つの相乗効果によりより面白い販促になることができるのだから、
「反則的な値段(0円)でできる面白い販促」
と言える。さてそのメカニズムを紐解いていく。
法則1「素人でもできるインターネット販促で商売繁盛」
昔は、口コミくらいでしかできなかったが、パソコンの普及によりメーリングリストやホームページなどを利用して「0円」に抑えることができる。本章はこの中からメールによる販促方法を紹介している。
顧客のメールアドレスが最も重要な販促ツールとなり、そしてリピーターがリピーターを生むという仕組みを作る。地道ではありながらも、草の根の如く集客を増やし、売上をつかめるからでこそパソコンはなくてはならないものになったのは言うまでもない。
法則2「集客が半永久的に継続するツールで商売繁盛」
「半永久的に継続するツール」
これについてピンときた方はいるだろうか。「口コミ」も、さきにのべた「メール」も一過性のものなので「半永久的」とは言えない。では「半永久的」に継続して効果のある販促ツールは何なのかというと、
「看板」
である。看板は0円では当然つくれない(学園祭のようなものであったらつくれなくもないが)。しかし一度つくってしまえば半永久的に集客を呼び込むことができると考えると、「限りなく0円に近づくことができる」販促ツールであることには間違いない。
法則3「店の「個性」を打ち出すだけで商売繁盛」
その店にしかない「個性」を持ち、それを生かすこと。「〜と言えば○○」というような文句があればそれだけで販促道具となるという。これをコンセプトという。
当ブログだったらこういうコンセプトだろうか
「書評とF1、両方見ることができると言えば蔵前トラックⅡ」
最近では「ある意味」定着しつつある。書評は2年、F1関連のものは2年半やっているので、それもいいかなと思ったりして。
その他にもテーマカラーなど個性を打ち出す方法がここで書かれている。
法則4「考えて!考えて!考えて! 商売繁盛」
最初に「アイデア」と言ったが、本章ではこの「アイデア」をどのようにして生み出し、取り込むのかについて書かれている。そのアイデアを生ませる要因は、
「毎日1時間考えること」
だという。
法則5「「人」、「情熱」を付加した最強クチコミで商売繁盛」
「0円販促」の常套句である「口コミ」。インターネットが普及しても口コミというのはなくならない。ここでは「口コミ」の方法についてケースを交えながら書かれている。
「終章」
成功にはいくつもの「物語」がある。ここではその販促に関して感動物語「太郎の涙」が掲載されている。物語というとフィクションの要素が多いように思えるが、この作品は著者自身の実話で、唯一違うのが配役と言ったところである。これまでの著者の営業活動が血のにじむほどの苦労ばかりであったということ。そしてこの「0円販促」はコツコツと積み上げていった結晶であること、「0円」でできるのだから楽なのかと思わない。0円でできるからでこそその中で数々のアイデアや努力、情熱をつぎ込んでこそ成り立つ。
本章ではそう言ったことを教えてくれる。
アイデアと情熱、そして積み重ねがあってこそこの「0円販促」が成り立つという。ほとんどが販促に関する具体論なので誰でも簡単にできるというのを植えつけさせておいて、最後にガラリと著者のエピソードも交えてリスクも書かれている。バランスが取れていながら、これからどのように販促を進めていこうかという気にさせる1冊である。

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