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2009年4月27日

追憶のハルマゲドン

本書によるとカート・ヴォネガットの没後一周年を記念して出版された短編集であり、未発表のものを中心に編纂された一冊である。 ヴォネガットの作品は60年代ごろから次々と翻訳されてきたが、80年代にはブームにまで発展し、爆笑問題の太田光もファンの一人とされている。そう考えると本書はヴェネガットファンにとってはたまらない一冊だが、ヴォネガットの「ヴォ」の字も知らない私がこの本から入るのも変なのかもしれない […]