ルノー次戦出場停止にBMWザウバー撤退に

ハンガリーGPが終わったのにもかかわらず今週はビックなニュースが目白押しです。

まずは…、

「ルノーに次戦出走停止のペナルティ」

ルノーF1チームは、ヨーロッパGPへの出走停止をハンガリーGPのレーススチュワードから言い渡された。このペナルティは、ハンガリーGP決勝でフェルナンド・アロンソの右フロントタイヤがしっかりと装着されていなかったことにより科された(GPUpdate.netより一部抜粋)。

アロンソが第2スティントの時(1回目のピットストップ終了後の走行)、右フロントタイヤが外れ、リタイアしたというのが、ペナルティとなり、次戦出場停止となったそうです。

ライコネンの審議もあったのですが、こちらはお咎めなしだったのに対し、ルノーの処分は予想外でした。しかも次戦はアロンソの故郷スペイン・ヴァレンシア。スペインのアロンソファンにとっては残念という声が多そうです。

残念と言えば、次のニュースは衝撃的です。

「BMW 今シーズン限りでF1撤退」

BMWは水曜日の午前に本拠地のあるミュンヘンで緊急記者会見を開き、2009年シーズンを最後にF1から撤退することを発表した(同サイトより一部抜粋)。

本当に残念です。昨年はカナダで初優勝を遂げ、マクラーレンのペナルティに助けられながらもコンストラクターズ2位にまでのし上がってきたチームで、コンストラクターズタイトルもあともう少し手が届くというのにこの事態。

しかもハイドフェルドは連続完走記録も続いていて、どこまで記録を伸ばすのかというのも注目されており、クビサは今期は不調だけれども、昨シーズンの活躍もあり、ワールドチャンピオンも夢ではないという所まで近付いた矢先でした。

突然の発表なだけにハイドフェルドをはじめ関係者は衝撃を隠せません。企業の都合というのも致し方ありませんが、それを考えてしまうと昨年のホンダを思い出させてしまいます。それに連なって、WRCではスズキとスバルが撤退するという事態になっただけにこれからどうなっていくのかというのも気にかかります。

これから両ドライバーはどうなっていくのか、そして「ザウバー」の名を冠したチームは消滅してしまうのかという所にも注目が集まります。