目立つ力

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目立つ力 (小学館101新書 49) 目立つ力 (小学館101新書 49)
勝間 和代

小学館  2009-10-01
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小学館新書が創刊されて1年になるが、創刊時に勝間氏も「読書進化論」を引っ下げて名を連ねた。その読書進化論で書評を公募したことも有名な話であるが。ブログの可能性を一気に広めた立役者であり、ビジネス書の可能性を広げた立役者でもある。現在は経済的な会議のメンバーに選ばれるなど、まさに「引っ張りだこ」とも呼ばれる状態である。
本書はインターネットを通じて自己表現をすることにより、「人生ブランディング」もとい「人生のモビルスーツ」をどのようにして構築していけばいいのかということについて書かれている。

第一章「インターネット・メディアの可能性と威力を知る」
インターネットは90年代に誕生してから、目にも止まらぬ早さで進化を続けてきた。著者の勝間氏もインターネットによって、自己をブランディングしたことによって、和夫奥の著書を生み出し、現在に至っている(ちなみに勝間氏は90年代に「ムギ畑」というコミュニティで有名だったという)。
インターネットによってメディアの双方向化も遂げることができ、自分の考えや意見を全世界に伝えることのできる画期的なツールとなった。それだけではなく、ブログやツイッターの誕生により、それが簡単にできるようになったというのも一つの功績であり功罪と言うべきかもしれない。

第二章「ステップ1  Plan――戦略を考える」
ここまで進化を遂げたブログであるためそれを最大級に広げる、表現するためにはどうしたらいいかという「戦略」を考える必要がある。ここでは主に「ブログ」をどのような戦略でもってターゲットを絞り、アクセス数を増加させたらよいのかと言うところにスポットを当てている。

第三章「ステップ2  Do――表現する」
次はどのように書いたらいいのかそして、記事の作成についてである。
ブログの書き方は人それぞれであり、たとえば「人が集まるような文章」や「売れる文章」はあるようで無いというのが現状である。書籍でもそう言った本は存在するのだがそれはあくまでそのとき、その場合にあった文章の表現方法であり、絶対的に「売れる」というのは存在しないと私は考える。
ではどのようにして表現したらいいのか。私は「自分らしい表現」でかくことを心がけている。そのことで極端に長文になっても、短文になっても、簡単な表現になっても、難しい表現であっても、「自分」を表現することに変わりはない。
なので「分かりやすい文章」や「読者にとって読みやすい文章」よりも「自分を表現する文章」をすることが私、もとい当ブログの考えである。

第四章「ステップ3  Check & Action――改善・継続する」
ブログにおいてもっとも重要なのが「続けること」にある。実行している人で最たる人と言えば、書評ブロガー仲間のすぎさんの「ほぼ日blog」である。このブログはなんと1000日以上1日も休まずに更新を続け、2000記事を突破するほどである。おそらく「αブロガー」にもっとも近い存在であると私は確信する。
ちなみに私も毎日更新を続けているがまだ1年たっておらず、足下にも及ばない。
毎日更新をする良さというのは、続けることにより、文章をどのように改善していけばいいのかと言うのがわかること、そして、毎日更新することによって認知が広がることにある。ブログは進化を続ける。その進化を毎日でも勧めることによって「塵も積もれば山となる」がごとく、大きなリターンとなって返ってくる。

第五章「達人に学ぶ」
巷には「αブロガー」と呼ばれているブロガーがいる。そのブロガーが書いた記事は社会的にも影響を及ぼす、たとえば本の紹介をいったんしたことにより、売り上げが変動するという力を持つブロガーのことをいう。たとえば「404 Blog Not Found」の小飼弾さん「俺と100冊の成功本」の聖幸さん「マインドマップ的読書感想文」のsmoothさん「ネタフル」のコグレマサトさんなど枚挙に暇がない。本書ではその中から小飼さんと「らむね的通販生活」の村川らむねでおなじみの青山直美さんの対談が収録されている。インターネットの変遷、ブログの在り方、ツイッターの在り方などインターネットについて縦横無尽に語り尽くされている。

インターネットは今書いている時間でも進化を続けている。その進化の中で、自分はどのように売ればいいのか、自分をどのように表現したらいいのかを追求し続けることによって本書のいう自分のブランド、もとい自分の藻ビルスーツを手に入れることができる。本書はその可能性を見出した一冊である。

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