夢は、無計画のほうが実現する

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夢は、無計画のほうが実現する 夢は、無計画のほうが実現する
岡崎 太郎

梧桐書院  2009-11-17
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株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
最近のビジネス書やノウハウ本では「目的」や「目標」を掲げ、それを基に人生設計などの「計画」を推奨している本が多くなった。しかし本書はその「計画」を完全に否定しているわけではない。むしろ否定すべきは、「遙か先にある夢がない計画」であるという。自ら掲げる夢に向かって、たとえ計画通りに上手くいかなくても、その先にある夢を叶えていくことができると著者は自分の人生を基に暑く語っている。本書は無計画でも叶えられること、そして充実した人生を送りたい人にとってバイブルとなる一冊と言える。

第1章「現状を嘆くな、現状に満足するな」
「現状維持では後退するばかりである」
これはミッキーマウスなどディズニー作品の父と言われている、ウォルト・ディズニーの名言である。現状を維持したい人もいれば、現状を嘆く人もいる。また現状に満足しない人もいる。しかし満足せずに進化をつづけて行くのがいいのだが、それとともに失うものもある。
その「失う」のを恐れて現状維持に逃げてしまう。もしくは成長の限界と思って伏線を立ててしまう人が多い。しかし現状を嘆くよりも、現状を絶えず変える、姑息な手段をせず、自分に素直になりながら成長することが大切であるという。

第2章「人生は、波風立てながら突き進め」
緩やかで安全な坂と道なき道、あなたはどちらの道を選ぶのだろうか。
人それぞれであるが、どちらかというと前者の方が多いかもしれない。しかしその困難な道を歩むとなると周りの迷惑、もしくは失うことを恐れることで尻込みをしてしまう人も少なくない。しかし、いったん波風の立つような人生を送ることにより、人生において「波」を作ることができ、はじめは苦しいながらも、終わってみたら「充実していた」というような人生を送ることができる。
また本書のタイトルにあるとおり「計画」を立てるなとされている。というのは、まず「計画ありき」で考えおり、行っていく中で「計画倒れ」を起こし、挫折をしてしまうことを考えているという。

第3章「「ラク」ではなく「楽しい」を選べ」
誰しも多かれ少なかれ「楽しい」ことを考えたりするが、しかし現実選ぶとなると「ラク」を選ぶ人も少なくない。山谷ある道の中で、いかに学び、いかに挑戦できるのか、それが人生において大きなカギとなり得る。

第4章「思いっきり「常識がない人」を目指せ」
「常識」はいつの間にか作られていたり、それを学ばなければ社会人なり大人なりなれないという。しかしその「常識」は本当に正しいのかというのも疑わしい。「常識」はなくてはならないかもしれないが、それ以上に常識にとらわれず、自ら察していく力、自らの目で見る力、自ら出会う力、自ら尊敬できる人との出会いによって、「自分で考える力」であったり、「自分」を形成することができる。

第5章「姑息な戦略を捨て、夢と志を持て」
儲ける、確実な勝利を得るために戦略を立てるということを言う本が巷にはあふれている。しかし、私たちが活動をしていくうえで本当に「なくてはならないもの」は一体何なのか。「夢」と「志」であるという。この「志」に関連して、吉田松陰についても述べられている。

著者自身の人生とともに、「人生」において大切なものを学んだ気がした。特に「成功」をするために、様々なことを行っているが、人生において「何を為し得たいのか」「何を宝とするのか」という根本的なことを考えさせられる一冊であったように思える。本書に秘めた著者の思いは、言葉でいい表わせられないほど強かった、そう思わせる一冊であった。

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