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2010年5月24日

世界を変えた、ちょっと難しい20の哲学

最近、ニーチェやゲーテの言葉に関する本が社会現象になっている。「名言集」に近いものであるが、哲学書をより読者寄りにという傾向にある。ベストセラーとなった「ニーチェの言葉」の書評でも書いたのだが、それらの本はあくまで本来ある哲学書の入り口に当たるポジションにあるべきだと考える。印象に残る言葉からはじまり、そこからニーチェやゲーテの名作を味わうことが大切だと思う。本書は、ソクラテスからサルトルまで古代 […]