女性経営者が儲かる理由

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女性経営者が儲かる理由 女性経営者が儲かる理由
菅原 智美

実業之日本社  2010-07-03
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(株)ダーナ 山本様より献本御礼。
女性の地位向上が著しい中、女性経営者と呼ばれる人は珍しくなくなった。
女性経営者の利点は様々な所で利点がある、それは本書の中身にていろいろと明るみになっていくのだが、日本の歴史から照らし遭わせていくと「女傑」といわれた卑弥呼や北条政子などもいる。男尊女卑と言われていた時代でも女性は尊きものであったことが窺える。
本書は数ある女性経営者の中からビジネスを加速させ、株式上場、増収増益や10年以上続いた会社、そして独自の技術やノウハウで切り拓いた経営者を中心に追っている。

第1章「今こそ、女性経営者のアイデア・独自化・パワーに、学べ!」
「女性の強さ」といったらなにがあるのだろうかと考えてみると、まずは「肝っ玉」というように度胸が据わっていることにある。経営者は大きな決断の連続でヒラの社員とは比べものにならないほどのプレッシャーに苛まれ続ける。そこに度胸が据わっていれば多少のプレッシャーも耐えることができる。
ほかにも流行に敏感、しゃべりの強さ、そしてなによりも助けを求める力もあるという。

第2章「「株式上場!」を成し遂げた成功法則」
「株式上場」とはいっても様々なモノがあり、一番レベルの高いもので「東証一部」がある。ここに上場すると、文句なしの一流企業といえるようになる。その下には「東証二部」や「JASDAQ」など様々なモノがある。上場するというところで共通するものは株式を公開することにある。公開をすることによって投資家が興味を持つ、日本国内のみならず海外にも企業のことについて認知することができるという利点がある。
本章では株式上場を果たした2人の経営者を紹介している。

第3章「「増収増益!」を続ける圧倒的な戦略」
「増収増益」はなかなかうまく行かないものであり、景気の変動や購買意識の変化を読まなければ、たちまち苦しい経営となってしまう。経営者の中でも「商才」と呼ばれる部分が発揮するかどうかで「増収増益」が達成するかどうかが左右される。
流行を読むことに優れている女性であると考えると、もしかしたらそのことに強みを置くことができるので増収増益は男性よりもたやすいのではないかと考えてしまう。
本章では独自にトレンドを読み、増収増益を果たした女性2人を取り上げている。

第4章「「創業10年以上!」安定成長の秘訣とマインド」
ある経営者の知り合いがメルマガにて書いてあったのだが、起業して10年以上続く会社は100社のうち10社あるかないかという。
長く続けられる会社は100年以上続く起業もあり、日本で最も長く続いている会社では大阪の○○社が約1500年続いているといわれている。
新しい企業が駆逐される中で、いかに続けられるか。これは女性に限らず経営者にとって大きな課題といえる。
本章では10年以上続いた企業の経営者6人を取り上げているが、チャンスをつかむ力、10年後も続くようなビジネスを見つける、継続をするなどが挙げられるが、続けるには「目の付けどころ」を大事にするとともに、それを見続ける力、養い続ける力が大切であるということを行っているのではないかと思う。

第5章「「独自化!」で道を拓いたビジネスモデル」
企業には様々なカラーがある。企業が行っていることから経営戦略、はたまた経営者の人格に至るまでいろいろな要素が詰まってできる。
本書はその中でも特に「独自」の事業で成功をした経営者を紹介している。「独自」の事業や戦略を行うことは表向きに奨励されているとはいえ、いざ実行となると様々な向かい風がある。その向かい風に立ち向かい続け、乗り越えることによって成功という果実を手に入れられた人たち6人を紹介している。

女性がトップになるという利点が詰まっているが、そもそも女性がトップになったことによる利点は邪馬台国で卑弥呼が女王立った時代のことを思い出す。男性が統治していたところは国によるが大概好戦的で戦争を仕掛け続けることが多かった。しかし卑弥呼が統治していたときは戦をすることはあったものの、仕掛けられた立場しか無かったのだという。むしろ自国の安全と活性を常に案じていた。そのことから争い事はほとんどなかったのだという。卑弥呼が死んだときに男性が統治したが、なかなかうまく行かず、わずかの間で卑弥呼の妹が統治するようになったという(ただしそれらに関しては諸説や論争も数多くあると言うことを補足しておく)。
女性経営者は現在に日本の経営者に比べても比率は5%と低いが、「女性経営者であればこそ」と呼ばれるようなところをというのを認知させるべきではないかと思う。その格好の材料が本書なのかもしれない。

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