サバイバル時代の海外旅行術

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サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書) サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)
高城剛

光文社  2009-08-18
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日本は「観光立国」を掲げ、「観光庁」を設置するなど観光にまつわる施策を行ってきた。しかし現在、日本への外国人旅行者数は2006年現在、世界で30位という位置にいる、逆に日本人が海外への旅行者数も16位と低迷している。その背景として「格差」「貧困」、「リーマン・ショック」などの外的要因、海外へ行く欲求がないという内的要因が挙げられる。
先月、ダライ・ラマ14世猊下が「日本の若者は海外にいくべき」という提言がなされたばかりである。しかし私たちの世代は日本にとどまる意識が強く、ハーバード大学の日本人入学者数も今年度は0となってしまった。
本当の意味で「小さく縮こまってしまった」日本人となってしまった。本書はそのような時代においてどのように海外旅行を楽しめばよいのかについて、世界中を渡り歩き、そして現在バルセロナを拠点に世界中を旅してる著者が提唱している。

第1章「海外と日本の旅行ガイド事情」
「"ノマド"こそ人間本来の姿」
これは「どこでもオフィス仕事術」という本でも取り上げたが「遊牧民」のことを言っているが、本書ではこの「ノマド」こそ人間本来の姿であるという。
私もそのことはその通りだと思っており、最近「ノマド・ワーキング」という言葉が出始めているのもそのためであると考える。
さて、海外・国内問わず「旅行」をする場合に「旅行ガイド」を買う人も多いことだろうが、ここでは海外旅行についてスポットを当ててみると、内容が非常に薄く、それに現地の情報について深く突き詰めていないとして期している。とりわけ著者が拠点にしているバルセロナに関しては舌鋒が鋭かった。

第2章「21世紀のニュー・トラベルスタイル」
ここではたくさんの国に回るモデルから、国々を楽しむためにレストランやロックフェスティバル、さらにお祭りなどの情報も掲載している。旅行ガイドはあまり呼んだことはないのだが、これまでお祭りに関して詳しく書かれているのもあるが、ロックフェスに関してはどこの旅行ガイドも取り上げられていない。
それだけに世界中のロックフェスを回りにいくということで本書を片手に世界中を旅すると言うのも面白味の一つとしてある。

第3章「CIAのサイトから情報収集は始まる」
いざ海外旅行をしようと考え、その国の情報を得るためにはどうしたらよいのか、と言うことを紹介している。日本人なので観光庁や外務省のページなどに頼りがちであるが、観光についての情報はあまり詳しくなく、むしろ簡単な情報しかないという。
経済や観光に関する情報がほしいときに不便になってしまう。そこで著者がおすすめしているのはCIAのサイトである。国家の情報を一見に管理しているCIAという印象が強いが、その得た情報をサイトを見ている人に有益な情報を提供する役割があるという。しかも観光にまつわる情報も詳しいので海外旅行前の情報収集にももってこいであるという。

第4章「旅のナビゲーターとしての携帯電話」
日本の携帯電話と海外の携帯電話の違い、さらに日本と海外のiPhoneの違いについて説明している。日本の携帯電話は便利であるが、いざそれを海外で使うと驚くほどの料金となってしまう。実際にある歌手はそれを嘆いたとかいないとか。
海外の携帯電話・iPhoneはたいがいSIMフリーであり、SIMロックがかかっている国は日本と韓国くらいであるという。
海外で連絡をする際にまず空港に着いたら「プリペイド携帯電話」と「SIMカード」を買うというのをお勧めしているという。海外での重要な連絡手段を担っているので強く進めているそうである。

第5章「旅の達人の七つ道具とパッキング術」
本書のタイトルには「サバイバル」と銘打っている。実際海外ではなにが起こるのかわからない。そこで海外旅行を有意義なものにするための道具を紹介している。

私が日本以外の国に行ったことは1回しかない。高校3年になる頃に吹奏楽部の演奏旅行でカナダに行ったくらいである。海外旅行は前々から興味を持っており、ヨーロッパなど回ってみたいという願望はある。しかしなにから手を着けなければいけないのかよくわからなかった。本書は情報収集を始め、道具に至るまで事細かに教えてくれる。この本を糧に海外へ・・・その前にパスポートを申請しなければいけないか。

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