仕事が変わる「ひとこと片づけ術」

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。
これまで「整理術」に関してはいずれも、「どのように整理したらよいか?」といった技術やノウハウと言ったところが中心であった。いざ実践をしても三日坊主になったり、ほかにも良い方法があるのではないかと言ってやらなかったりするケースも多かった。

しかし本書は技術というよりもむしろ「言葉」や「心構え」と言ったところが中心である。

著者は「かたづけ士」という肩書きを持っており、約2500人以上の人にかたづけのカウンセリングを行ったりセミナーを行っている、いわば「片づけ」の第一人者である。

第1章「スッキリ! 捨てるためのひとこと」
いよいよ今月で2010年も終わりとなるが、いざ片づけを始めると「これ捨てる?」と捨てるのを躊躇してしまう人がいる。実際に私もその一人であった。この1年間使っていないにも関わらず「いつか使う」と結論づけてしまい、結局捨てずにそのままにしておく。いつしか捨てることがいやになってしまい、ぐちゃぐちゃの部屋になってしまう。そこで私が片づけをするときに問いかけたのは「それは何のためにある?」と言うことである。結局置いてあるだけであれば容赦なく捨てている。
本章では「活かしているか」「今日やること」など自ら問いかけるものから、実行に移させるような言葉まである。

第2章「先送りしない・すぐにスタートするためのひとこと」
忙しいこと、そうでなくとも日が悪いことを理由にかたづけを先送りにする人が、片づけができない人の中で多くいるという。
なぜ片づけを先延ばしにしてしまうのか。それは「重要であるが緊急ではない」というポジションにいつもいるからである。ではそのようなポジションから片づけを実行させるためにはどうしたらよいか。たとえば誰かにきてもらう想像をする、もしくは友達に自分の家にきてもらうという強制力を働かせることによって「片づけざるを得ない」状況を作らせることも一つである。

第3章「集中して片づける・キレイをキープするためのひとこと」
1日ですべて掃除や片づけをすべてやろうとするとモチベーションの維持が大変である。たとえば「1日10分」と区切って掃除や片づけを行う。たとえば仕事に煮詰まったらものを片づける「癖」をつけるだけでも効果は大きく変わる。ほかにも「本1年」など捨てる基準を決めて捨てるのも片づけを促すキーセンテンスとなる。

性格で「片づけられない人」は必ずいるが、心がけ一つで「片づける」ことができる。「片付けを行う」意欲を生ませる、もしくはきっかけを作らせるのには最適の一冊といえる。

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