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2010年12月

キーコンセプト 文化―近代を読み解く―

本書はキーコンセプトとして「文化」についての考察を行っている。ドイツやイギリス、アメリカ、そして日本とそれぞれ異なる歴史、言語があり、「文化」を形成して言っている。本書は各国の文化の変遷をたどるとともに、近・現代の中でどのような「文化」を形成していったパターンについて考察を行っている。 1.「文化概念の発生と展開」 本章の話に入る際に、「文化」と「文明」の意味の違いについて、とある辞書にて確認して […]

ほめ言葉の法則―心理カウンセラーが教える101のテクニック

最近のビジネス書では「ほめ言葉」や「ほめ方」など、いわゆる「ほめ」に関する本が至る所にある。「人は誉められて育つ」と言う表れだろうか、それとも「ゆとり世代」と言う言葉からきた驕りなのかという考えはあるのだが、実際に頭ごなしに怒られるよりはできた所について、ほめてもらえる方が断然モチベーションも上がる。しかしほめ方によっては相手の感情を逆撫でをしてしまう逆効果もあり、しかしほめ方によっては相手の感情 […]

もっと知りたい上方文化―過去と現在を訪ねる

上方文化として代表的な物を挙げるとしたら、落語と歌舞伎、さらには宝塚や浄瑠璃などがある。他にも「文化」という括りで行くと「茶の湯」も古都・京都から来ており、漫才も大阪流の物は今でも衰えを知らない。 さて最初に挙げた落語や歌舞伎では代表的な人物として、落語では三代目桂米朝、歌舞伎では四代目坂田藤十郎がいる。とりわけ坂田藤十郎は江戸の市川團十郎と並んでの大名席である。市川團十郎は「荒事の名手」と呼ばれ […]

お酒を飲むとどうなるタイプ?

ブログネタ: お酒を飲むとどうなるタイプ? 12月になり忘年会のシーズンになりました。忘年会というとこの本を思い出させます。 ちなみに当ブログでは一昨年のこの時期に書きました。忘年会の歴史について色々と知ることのできる実りの大きい一冊です。 さて、忘年会になるととたんに多くなるのがお酒の量、そこで今回のネタは「お酒を飲むとどうなるタイプ?」という質問です。 私が実感としてあげられるのが、あまりしゃ […]

電子出版学入門

iPadやKindleなど電子書籍のプラットフォームが数多く生まれたことにより「電子書籍」業界は活況の様相を呈している。電子出版自体の歴史は思った以上に古く1985年から始まった。ちょうど私と同い年と言った方がいいだろう。 本書は活発となっている「電子書籍」について、学問として考察を行う「電子出版学」のイロハについて紹介している。 第1章「電子出版学とはなにか」 電子書籍は電子出版の範疇であるのだ […]

人生は一冊のノートにまとめなさい

ダイヤモンド社 市川様より献本御礼 「情報は1冊のノートにまとめなさい」「読書は1冊のノートにまとめなさい」など「ノート」に関するスペシャリストの「ノート本」の続編、と言うより集大成と言った方が正しいように思える。タイトルも「人生」とこれまでとは違いスケールがあまりにも大きいからである。 「人生の足跡」というと色々ある。代表的な物では「アルバム」だろう。小さい頃から現在に至るまで自分がどのような姿 […]

仕事が変わる「ひとこと片づけ術」

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 これまで「整理術」に関してはいずれも、「どのように整理したらよいか?」といった技術やノウハウと言ったところが中心であった。いざ実践をしても三日坊主になったり、ほかにも良い方法があるのではないかと言ってやらなかったりするケースも多かった。 しかし本書は技術というよりもむしろ「言葉」や「心構え」と言ったところが中心である。 著者は「かたづけ士」という肩書きを持っ […]

いますぐ言葉を変えましょう

(株)オトバンク 上田様より献本御礼 以前から私はブログにて「言葉は鋭利な諸刃の剣である」と言った。なぜかというと言葉には人を励ますこともできれば、自殺に追い込ませるほど心に傷つかせる言葉もあるという。「言葉の暴力」というものもここからきているのかもしれない。言葉は出すのは簡単であるが扱い方一つで危ないものになってしまう。 その状態で本書にはいるわけであるが、本書はというと言葉一つで人生を良い方向 […]

本田式サバイバルキャリア術

「レバレッジ〜」の書籍で有名な本田氏であるが、それまでの道のりは極限の、本書のタイトルにある「サバイバル」の状態をくぐり抜けて、やっと得た技術であった。レバレッジという技術も必要であるが、これから本当の意味で「サバイバル」の時代になった時、どのような技術やキャリアを磨いていけばよいのか。本書はそれを教えてくれる。 第1章「個人サバイバルの時代へ」 最初のところで目から鱗になった。2008年秋頃に起 […]

年賀状を出す派? 出さない派?

ブログネタ: 年賀状を出す派? 出さない派? 今回のネタは、「年賀状を出す派? 出さない派?」ですね。もう先月から年賀状の販売が始まり、さらに家電量販店でも年賀状ソフトやプリンターの販売も目立ってきました。 ちなみに私はどうか、と言うと、当然出します。昨年も一昨年も出しました。いちおうご縁を結んだ方々には出そうと想っています。 で、現在はどうしているか…っていうと、住所を登録中。デザインは大枠はで […]