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2011年3月5日

エレガントな象―続々葭の髄から

「昔の「古き良き日本語」を見ている様な気がした」 本書を読んだ直接的な感想である。著者は大正9年に生まれ、大東亜戦争を経験。その後志賀直哉に師事して作家としてデビューした。主に大東亜戦争などの戦記物が多いことで知られている。 本書は阿川氏のユーモアあふれるエッセイである。ちなみにこのタイトルは同じ作家の檀ふみ氏の事を言っている。「エレガント」と「エレファント」を捩っている所がなかなか面白い。 最近 […]