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2011年4月7日

郊外の社会学―現代を生きる形

「郊外」というと新たに建てられた家々を想像する。「団地」や「ニュータウン」、「新興住宅地」など高度経済成長とともに、日本経済の象徴の一つとして挙げられる、と同時に「ハコモノ行政の温床」という負の側面も持っている。 本書は高度経済成長の象徴である「郊外」の住宅地の光と闇を見つめながら社会はどのように変わっていったのかについて考察を行っている。 第一章「虚構のような街」 郊外に建てられた住宅はかつてあ […]