2011年 F1中国GP 終盤でハミルトンがヴェッテルをオーバーテイクし、今季初勝利獲得!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round3_final

今回はタイヤ戦略もあり、KERSもあり、そしてそのことによるオーバーテイクありといたれりつくせりのレース展開でした。

圧巻だったのは52周目、3ストップだったハミルトンが、2ストップ作戦のヴェッテルをオーバーテイクしトップに立った所です。これまでは「速さ」が中心に上がっていたのに対し、「戦略」と「技術」で封じたという構図となりました。「F1は速さだけではない!」というのを見せつけた場面でもありました。

とはいえ速さはレッドブルは圧倒的だと言うことを見せつけたのはウェーバー。予選では戦略ミスにより、まさかのQ1敗退で18番手という位置でしたが、予選の記事でも言ったようにオーバーテイクショーを見せつけ、3位表彰台を獲得しました。とりわけ終盤のロズベルグとバトンのオーバーテイクは圧巻でした。

可夢偉も10位フィニッシュでしたが、序盤からオーバーテイクの際にフロントノーズが壊れた状態のままでのフィニッシュでしたからこれも見事という他ありません。

次戦は3週間後、トルコ・イスタンブール!!