普通のダンナはなぜ見つからない?

普通のダンナがなぜ見つからない? 普通のダンナがなぜ見つからない?
西口 敦

文藝春秋  2011-05
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文藝春秋 様より献本御礼。
約1・2年前まで「婚活」や「恋活」という言葉がブームとなり、それが去った今でも残っている。「非婚化」「晩婚化」となった時に、出生率をはじめ結婚率も上げるための特効薬だとこぞってTVや新聞、雑誌などでも取り上げられるほどであった。しかし現実はそう甘くはなかった。女性と男性の価値観のかい離や高望みが浮き彫りになってしまうという皮肉な結果をもたらすこととなってしまったのである。

男性にも女性にも、各々の「価値観」はあるにせよ、その価値観が枷となり、結婚に至らないケースも多い。
本書のタイトルとして「普通」を取り上げているのだが、「普通」とはいったいどのような基準を言うのだろうかと思ってしまう。
それはさておき、本書では婚活マーケットを中心に「婚活」にまつわる様々な統計をもとに「婚活」を含め、出会い・結婚を成功するためのヒントを提示した一冊である。

Step1「現状認識篇 婚活マーケットのホラーな数字」
ここでは「婚活」「恋愛」「結婚」にまつわる様々な統計が掲載されている。様々な機関や文献からデータをとりながら考察を行っているため、それぞれのことに関して隅から隅まで知ることができる。

Step2「実践篇 問題解決のヒント」
そのデータをもとに、婚活女子がいかにして理想の男性を得ることができるか、について解決方法を紹介してる。とはいえ「理想」をも直す必要があるため、自らの「婚活」そのものを「成功する」ことを前提にしているため、一階に「理想の男性をゲットする」とは趣が違うことを付け加える必要がある。

これまでは職場といった様々な場所でのであい、さらには「お見合い」による結婚がほとんどであった。しかしその機会もだんだん減ってきた。言い方を変えると他人に関しての関心が薄れ、理想の男性(ないし女性)も現実とはかけ離れるほど「偶像化」してきた。それが現実と「かい離」していることにより、それぞれの「普通」の基準値が高くなってきてしまったことに要因がある。

「普通の男性(ないし女性)」を見つけるのはあなたの考え方次第、と言うことなのかもしれない、と本書を読んでそう思った。

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