2011年 F1ドイツGP トップがめまぐるしく変わる三つ巴戦をハミルトンが制す!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round10_final

今回はウェットコンディションとなるかと思いきや、小雨がぱらつく程度で終始ドライコンディションでのレースでした。しかし曇りであり、気温も低く、路面も冷たかったため、その状況に合ったマシンが制することができるレースでした。もといタイヤへの扱いの違いによってペースが大きく変化する、と言うことが今回のレースで特徴付けられたのかもしれません。

コース上・ピットストップとそれぞれ目が離せないレースと言えます。画像にもあるのですがトップがめまぐるしく変わっているのですが、ここでは捉えきれない同一周回内でのトップ交代も何度もありました。

いつもであればヴェッテルの後塵を拝していたハミルトン・ウェーバー・アロンソが今回、「三つ巴戦」として大暴れしたレースという印象でした。

いつもであれば主役だったヴェッテルは今回は脇役にとどまりました。スタートダッシュに失敗し、さらに全体的にペースも悪かったレースでした。唯一の救いがピットストップでマッサを抜くことができた、という位でしょうか。

予選はQ1敗退、前戦ではリタイアと苦しい展開が続いた可夢偉ですが、この日は遣ってくれました。スタートダッシュで5台抜きを果たしながら、ヴェッテルやマッサともやり合う場面も観られ、いつもの可夢偉に戻ったという印象を受けました。この調子を次戦のハンガリーでも維持できれば万々歳ですが。

次戦は1週間後、ハンガリー・ハンガロリンク!!