モレスキン~人生を入れる61の使い方

ダイヤモンド社 市川様より献本御礼。
前昨「モレスキン 「伝説のノート」活用術〜記録・発想・個性を刺激する75の使い方」以来のモレスキン本の登場である。モレスキンノートは私も使っており、主に、本の中で思ったことを綴っている。ある種「書評のネタ集め」と言えるようなモノであるのだが。

モレスキンノートは高価ではあるものの、使い勝手とノートの感触は他のノートとは一線を画しており、ノートマニアにとってはたまらない代物である。本書はめくるめくモレスキンノートの世界を61人のユーザーの使い方をもとに紹介している。

Chapter1「モレスキンと記憶」
自らの記憶をノートにして、忘れることのない「記録」にして残す。
本章では備忘録、構想、格言、アイデアなどを様々な形で「記録」をしている方々の使い方を紹介してる。
「記録」なのに「様々な」使い方があるのか、と疑いを持つ人はいるかもしれない。しかし「記録」の方法は写真・絵・音声など様々であるとおり、ノートに「記録」する方法も様々である。本章ではそのことを示してくれる。

Chapter2「モレスキンと日常」
言わば「日記」と呼ばれる所であろうか。
本章では日々の行動記録、からTODOリストなどを日常記録として残している方々のノートを紹介している。

Chapter3「モレスキンと旅」
「旅」の記憶は新鮮なものである。私も5月頃に4泊5日の間、萩・神戸・名古屋と旅行した。その時の記録は写真といて別のノートに収めている。
感性や新鮮味などありとあらゆる所で刺激を与えてくれる「旅行」。本章では「旅行」にまつわる諸々をモレスキンノートに記録している方々のノートを紹介している。

Chapter4「モレスキンと私」
「私」というと結構広い範囲であるが、日記や計画帳、または言葉や写真のコレクションなど様々である。
本章では「私」にまつわる記録をしている方々のノートを紹介している。

Chapter5「モレスキンとアート」
モレスキンに限らず「ノート」にはこれという使い方は存在しない。だからでこそ目的や考え方に会わせられるように様々な使い方が存在する。
本章で紹介される「アート」も例外ではない。本章ではモレスキンノートでどのようなスケッチをしているのかを紹介している。前作にて私がもっとも衝撃を受けた「iPhone入れ」として使う方法にも似た方法が本章でも紹介されている。

Chapter6「モレスキンと人生」
「あなたにとってノートはどのような存在か?」
ある人は「仕事の一部」と言い、またある人は「備忘録」と言い、ある人は「人生の足跡」と定義する。本章でもノートを「人生」と定義しながら、職業、趣味、嗜好など様々な方々の記録を収めている。

「モレスキンノート」

それは少し高価であるが、「人」「思考」「記録」を描くことにより心の豊かさを育む設計図といえるような者である。その使い方もノートのそれよりも幅広くする事ができる。すでにモレスキンを愛する方々がそれを実証しているように。