オケ老人!

オケ老人! オケ老人!
荒木 源

小学館  2008-10-01
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「もしもあなたが、年を取ったら何をやりたいか?」

私だったら、迷わず音楽をやりたい。それもかつて大学でやっていたオーケストラや、中学・高校とやっていた吹奏楽などを。

私事はさておき、本書はとある高校教師が飛んだ勘違いから平均年齢世界最高齢(?)のオーケストラに入団してしまってから物語が始まる。
オーケストラ経験者だからでこそわかるようなところもあれば、アットホームなところもあれば、ミステリーなところもある…という、まるで「小説のバイキング」と呼ぶことができるような内容であった。

本来だったらそういった展開だと支離滅裂になりやすく、面白味も半減してしまうのだが、それをものの見事に「オケ老人!」の世界に引き込むので、とても支離滅裂には思えない。
最初にも書いたように、かつてオーケストラを経験していることから頷けることもあれば、ドタバタ感があって面白い所もある。あたかも深みのあるギャグ漫画を読んでいるかの錯覚に陥る一冊であった。

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