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2011年9月21日

芸のこころ

「芸」とは何か。それを考える前に日本における「演芸」には様々なものがある。たとえば「能」「狂言」「浄瑠璃」「文楽」「歌舞伎」「落語」と様々である。 本書は歌舞伎の先々代(八代目)板東三津五郎と安藤鶴夫の対談形式にて芸・日本人・世間の諸々を語った一冊である。 一.「芸のこころ」 芸を極める最初のプロセスとして「模倣」から始まるという。相手から口伝いで教えてもらうことや、教科書から学ぶというのがあるが […]