2011年 F1日本GP バトンが「第二の母国」で初優勝も、ヴェッテルが2年連続ワールドチャンピオン獲得!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より)

Round15_final

バトンはスピードの勝負よりもピット戦略で見事勝利を収めました。スピード勝負で勝って欲しかったのはありましたが、ヴェッテルの速さは別格であるだけに、様々な戦略をかけて勝つしかないという思いが強かったように思えます。

ヴェッテルは「あと1ポイント獲得」でチャンピオン獲得でしたが、できれば3年連続ポール・トゥ・ウィンでもってチャンピオン獲得を決めたかったのではないでしょうか。チャンピオン獲得時のチームラジオでも返答が無言であっただけに…。しかし、今年のシーズンは速かっただけではなく、リタイアもないことから速さもあり、安定感もあったと言えるようなシーズンだったと思います。

今回のレースではヒヤリとした様なシーンもありました。スタートダッシュ時にはヴェッテルがバトンに幅寄せ行為、さらに24周目あたりにはハミルトンとマッサの接触などにより審議がかけられるということもありました。どちらもお咎めなしでしたが、後者のハミルトンとマッサはシンガポールGPでも接触ががあっただけに、コース外の舌戦も激しくなりそうです。

可夢偉は途中オーバーテイクを見せてくれましたが、タイヤ戦略に難があったのか、後半はペースを落としてしまいポイント獲得を逃してしまいました。それに対し、チームメートのペレスが9位フィニッシュなだけに、前半戦とは違い立場の厳しい状態となりそうです。

次戦は1週間後、韓国・霊岩!!