今年のF1シーズンも残すところあと2戦。今回はアジア最後の戦いの地、ドバイ・アブダビが舞台。新興国として経済的にも急成長を遂げた象徴としてF1が開催され始めたのですが、F1グランプリで唯一の「トワイライト・レース」と呼ばれており、日没前からスタートをし、後半はナイトレースというようなレースとなることから言われたそうです。
さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)
1回目
2回目
1・2回目ともマクラーレン勢がトップタイムをマークしました。チャンピオン獲得しているヴェッテルは1回目6番手、2回目4番手と様子見といった状況ですが、そんなヴェッテルも2回目にクラッシュを喫し多難なフリー走行でした。
気になるのがフェラーリ勢、1回目ではマッサがコースオフ、2回目はアロンソがクラッシュに見舞われただけではなく、フロント・ウィングが火花が散ったり、振動したりして、新たに開発したフロント・ウィングがネックとなってしまっているようです。
ではPP予想と行きましょう。
本命:ヴェッテル
対抗:バトン
要注意:ハミルトン、ウェーバー
ヴェッテルが鉄板のような気がします。今回PPを獲得すると今季14回目、1992年にナイジェル・マンセル(ウィリアムズ・ルノー)が獲得した年間PP記録とタイとなります。奇遇にもエンジンは同じルノー・エンジンなだけに期待がかかりそうです。