1日5分で夢が叶う 日記の魔法

皆さんは現在日記をつけているのだろうか。
私は昨年の3月から日記を付け始めた。特別な日記帳を買ったわけではなく、手帳で「この日やったこと」「できなかったこととその原因」「これからやること」を中心に5行書くことにしている。その5行も仕事・プライベートと半分にして書き、休日はプライベートのことを5行書く形としている。書き始めて1年になろうとしているが、これといった成長は気づかないが「次は何をしたいか」「これから何を直すか」などが見えるようになってきた感触はある。

私事はさておき、本書は1日にたった5分で書き続けるだけで夢が叶うという方法を紹介している。著者は小さい頃から日記を書き続けCAの夢を叶えることができた。本書はそのメソッドや日記の重要性についても力説している。

LESSON 1「日記を書くだけで簡単に奇跡が起こる」
日記を書くとは言っても、ただ「その日に起こったこと書く」というだけでは勿体ない。ましてやそのなかで気づいたことがあれば、その後の改善につながるが本書ではそのようなことは紹介していない。
では、どのように日記を書けば良いのか、それは実現したい夢を書き、そこから目標などを書く、しかし日記は1日1回では終わらず、前述のことは行動を起こし始める朝に書き、今度は実際に行動をしたことなどを夜に書くというものである。
そう書いてしまうと、会社の業務日誌のことを想像してしまい、余計に書きづらくなりそうだが、あくまで「夢」や「幸運」など感情や心情の面を特に取り上げられているので、自らの心や感じたことを正直に書ける様な形にしている。

LESSON 2「もっと! 日記の魔法 理想の自分に近づく21の質問」
どうやら本章のタイトルも著者がこだわる「21」を入れたのかもしれない。著者は日記を「21」年間書いてきた事、そのことにより自らの夢を叶えたからである。
しかもこれは7の倍数であり、愛・美・夢(自己実現)と分けるときれいに3つに分かれ、合計21の質問ができるようになっている。
その21の質問の中にもそれぞれ深く突っ込んだ質問が容易されているため、夢や目標を深化する事ができる。とりわけ女性にとって日記を書くのに最も効果的なエッセンスが多い。

LESSON 3「日記と末長くおつきあいするために」
「1日5分」書き続ける事はラクかもしれない。しかしそれを5年・10年と続けられるか、というと口約束はできても、実際にできる人は少ない。大概は、

・(内外問わずの理由で)日記を書き続ける事をあきらめる
・日記を書き忘れてそのままやらなくなる
・日記を書き続ける重要性を失ってしまう

という理由でやめてしまう。しかし折角続けることをやめてしまっては勿体ないどころか、自らの成長や進化を止めてしまうこととなる。
本章ではそうさせないよう、買い替えや継続の妨害となる様なものの排除など続けることができる要素を本章にて紹介している。

LESSON 2にも書いたのだが、著者は21年間日記を書き続け、そして日記に書いた夢を次々と実現することができた。本書は女性が対象となっているが、夢を叶える所では男性でも実践することができる。
夢を叶えるのは他人次第でもテクニックでもない。あなたの心次第であるのだから。