予選Q3を終えた時点での結果は以下の通り。(「F1通信」より)
ハミルトンが最後1分21秒台につけPPを獲得いたしました・・・、がPP獲得をし、バルクフェルメに戻る途中にエンジンの燃料不足によりコース上に止めてしまいました。しかも規約(F1技術規約)に定められている車検のための燃料も1リットル提供できなかったことから、予選タイムをすべて剥奪され、最後尾からのスタートとなりました。
繰り上げでPPを取ったのがウィリアムズのパストール・マルドナド。一昨年のGP2チャンピオンであり、それをひっさげて2011年にデビューしたドライバーです。昨年は1ポイントしか取れませんでしたが、今シーズンは徐々にではありましたがポイントを重ねてきているドライバーと言えます。また予選も過去最高は昨年のモナコGPで8番グリッド。フロントローですら夢のまた夢の様なポジションでしたが、今回は調子が良くフロントローを獲得。そしてハミルトンの件で、実力ではありませんが見事初PPを獲得いたしました。
可夢偉はQ3に進出するもハイドロ系のトラブルにより9番手からのスタート、ポイント圏内からのスタートではありますが、最近スタートダッシュに難がある模様。それを払拭できるのでしょうか。
さて、優勝予想と行きましょう。
本命:アロンソ
対抗:ライコネン
要注意:ヴェッテル、ペレス
今回の決勝は晴れて暑いため、タイヤマネジメントさえ間違っていなければ強いクルマが勝つようなコンディションと言えます。
そうなってくると競争力はメルセデスエンジン勢には劣りますがアロンソはスタートダッシュも良く、オーバーテイクを防ぐ老獪さ(?)も持っています。
その後には速さに定評のあるライコネンやヴェッテルも出てきます。あと棚からぼた餅という発想からペレスにも優勝の可能性があるのかもしれません。