結果は以下の通り。(「F1通信」より)
ヴェッテルが最後の最後でスーパーラップを見せ、今季3度目のPP獲得となりました。このPP獲得で通算33回目、それがジム・クラークやアラン・プロストと並ぶ歴代3位タイとなり、実に「3」づくしのPP獲得となりました。次にPP獲得すれば言うまでもなく歴代単独3位となりますが、その上にはアイルトン・セナ(65回)、ミハエル・シューマッハ(68回)となるため、より上に行くためにはまだまだ遠い道のりとなるでしょう。
ただ、昨シーズンは歴代年間最多PP記録を更新する15回をたたき出しているので、数年以内であればそう遠くないかもしれません。
可夢偉は7番手と好位置に付けていますが、トラブルや戦略ミスと言った懸念が残っています。これまでも好位置に付けておきながら、そういった事でポイントを失ったり、最悪リタイアになったりすることもあったので、不安な部分が多いです。
さて、優勝予想と行きましょう。
本命:ヴェッテル
対抗:ハミルトン
要注意:グロージャン、マルドナド
速度は出るとは言え、市街地特有の抜きにくいコースですので、ここはオーバーテイクよりもピット戦略がものを言うレースになるかもしれません。またタイヤ選択がうまくマッチするかという、ドライバーの技量と言うよりもチームとしての戦略そのものが今回のレースの中で最も重要なものとなるでしょう。