約1ヵ月ぶりとなるF1グランプリ、いよいよチャンピオンに向けた戦いは激しさを増してくることでしょう。夏休み後初戦の舞台はベルギー・スパ・フランコルシャン。「オー・ルージュ」をはじめ、2000年には「20世紀史上最大のオーバーテイク」が起こった「ケメル・ストレート」が有名であり、そして何よりも不安定な空模様となり、ウェットコンディションになりやすい「スパウェザー」もよく知られています。
そういった意味では波乱のレースになりやすいサーキットの1つといえます。
さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より)
1回目
2回目
今回はドライバーよりも「スパウェザー」が大活躍したと言える1日という印象でした。1回目は可夢偉がトップタイムでしたが、ドライコンディションの時は1周1分50秒台に食い込むことがざらなのですが、今回はそれとはほど遠いフリー走行でした。
2回目は1回目よりももっとひどい雨となり、タイムが出たのはわずか10台と、データを取得するのにはかけ離れたフリー走行だったような気がします。
まさかこのコンディションの中で予選・決勝が行われるとなると…自分自身の想像もつかないようなレースになりそうな気がしてなりません。
さて、PP予想と行きましょう。
本命:ハミルトン
対抗:バトン
要注意:ライコネン、可夢偉
本来であればフリー走行や前戦までのコンディションなどをみて、予想を立てていたのですが、今回はそれらがほとんど無いような状況なので、「適当に予想した」という他ありません。
なんて言えばいいか…誰がPPをとっても、誰が優勝してもおかしくない。
そんなレースになりそうです。