ダブル・ヴィジョン~宗教における言語と意味

「ダブル・ヴィジョン」は直訳すると「二重の視点」と表す。すなわち「二つの」側面や学問などからある事象についてとらえることを中心としているが、一方の視点についてキリスト教をはじめとした「宗教」を観点にし、もう一つの視点とを合わせて世の中の事象と聖書との考察を行った「講義録」である。

第一章「言語のダブル・ヴィジョン」
まずは「言語」である。国家として「成熟」「未成熟」の差としてあげられる要素の一つとして本章のタイトルにある「言語」の差が挙げられる。さらに「言語」にも変化があり、その変化によって成長することもあれば、衰退もある。それは宗教の成長と衰退についても通じているのだという。

第二章「自然のダブル・ヴィジョン」
「人間」と「自然」が同じ立場にあるのか、それとも対極の立場にいるのか、宗教によって異なる。たとえば神道は八百万の神が存在しており、自然など身近なところに「神」が宿っていることから自然と神、そして人間との共生が成り立っている。それとは対照的に「美」のために自然を変えることを厭わない宗教も存在する。
自然への向き合い方は宗教それぞれであるが、神々が作った存在としての威厳と批評についても本章では述べている。

第三章「時間のダブル・ヴィジョン」
時間の流れと宗教の考察であるが、ここで言う「時間」は「歴史」や「進化」という観点での「考察」を行っている。

第四章「神のダブル・ヴィジョン」
「神」と「宗教」とは密接な関係にある。しかし「一神教」「多神教」など神の数にも差があり、神がどのような役割を持っているかによっても宗教によって異なる。

宗教+αとのヴィジョンの違いはキリスト教や神道など宗教によって変わってくる。宗教学にまつわる話題が中心なので取っつきにくいのだが、それぞれと宗教についての視点があると言うことがなかなかおもしろいと言える。

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