「キャリア未来地図」の描き方

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最近では、自分自身のキャリアに悩む人が増えている。私自身も本業と趣味などをどうしたらよいのか悩むことも度々あり、現在でもそれに対し悩み・迷い・惑い・考えながら進んでいるような状況にある。
日本の雇用状況は「不安定」と呼ばれるほど先行き不透明の状態に陥っている。だからでこそ「ライスワーク」と「ライフワーク」の2軸で考えることが重要であるという。その2軸をそれぞれ育てることにより、両方で相乗効果(シナジー)が起こり、仕事・プライベート双方とも充実したものになる。
本書はその2軸を考える「未来地図」の描き方を著者2人のキャリアとともに示し、伝授している。

第1章「キャリアは「ライスワーク」と「ライフワーク」の2軸で考える」
会社だけの人生では、色々と限界が見えてしまう。しかし、その「限界」自体「一本道」であることを意識していることから起こってしまうのだという。
むしろ自分の「ライスワーク」を「ライフワーク」を一択(OR条件)にするのではなく、複合条件(AND条件)にすることが本書の根幹である。

第2章「消費者から創造者へ価値を作る人になる」
ライフワークにしてもライスワークにしても「消費者」から「創造者」の領域があるという。その境目とはいったいどのようなもので、「消費者」の領域から「創造者」の領域にシフトしていくのはどのような時なのかを示している。

第3章「「キャリア未来地図」で人生まるごと整理する」
本書はどのようにキャリア未来地図の描き方を現状と未来とともに伝授している。本書の巻頭にはその「未来地図」を作るためのシートもあり、自分自身がどのような経験をしてきたのか、仕事・プライベートに関わらずどのような体験をしてきたのかを描き、これからどのように進むべきかを考える糧となる。

第4章「「ANDキャリア」を探検しよう」
キャリア構築をするにもライスワークで精一杯な人もいる。しかしその状態でも憂うことなく、ライスワークをいそしみつつも、ライフワークを見つけることもできる。そのライフワークにしても「継続」する事が大切であり、それが「特技」に昇華することもできる。

第5章「再び「働く場所の仕組み」」
20代後半は「転職思春期」であるのだという。私自身も恥ずかしながら今もそうであるが「転職」と言う言葉に心を揺さぶられてしまうことが度々ある。
私事はさておき、その転職をするにしても、しないにしても会社にも「タテ」「ヨコ」が存在する。タテは上下関係、ヨコはジャンルや部署といったものが挙げられる。

第6章「僕らが見つけた「新しいお宝 = 人生への報酬」」
「ライスワーク」と「ライフワーク」はそれぞれ受け取る「報酬」の形が違ってくる。「ライスワーク」は生活をしていくのに欠かせない「貨幣」、ライフワークはむしろ「感謝」といったものがある。とはいえ逆に「ライスワーク」で「感謝」を受け取ることもあれば、「ライフワーク」で「貨幣」を受け取ることもある。
そしてその中でも「感謝」を受け取れば受け取るほど「ご指名」を受け取る機会が出てくる。そうすることによって新たな「自由」を手に入れることができる。

21世紀に入り、キャリア構築のあり方も劇的に変化を遂げており、その変化は今も続いている。その中で「働く」ことそのものの価値も変わっていく。その変化をいかに教授し、順応していくのか、そしてその「働く」ことを楽しくし、自由を手に入れるための、2つの「軸」を構築していけばよいのか。転職に悩む人もそうであるが、キャリアアップに悩む人は一度振り返るときに読むべき一冊と言える。

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コメント

  1. 千葉智之 より:

    本の紹介ありがとうございます!
    本書のポイントを上手く説明してくれて
    ありがとうございます。
    新しいキャリアの一歩になれば嬉しいです。

  2. 蔵前 より:

    >ちばともさん
    ご無沙汰しております。
    お礼コメントありがとうございます!
    新しいキャリアづくりの糧となるすばらしい一冊でした。