『貞観政要』を読む シリーズ「『貞観政要』を読む」~11.巻十<行幸><畋獵><慎終>~ <論行幸第三十六> 貞観政要最後となる巻十の最初は「行幸」について議論をしたところから始まります。 「行幸(ぎょうこう)」とは、 「君主が宮殿の外に行くこと。その行く先に幸福が生まれることを表す」(「貞観政要 下 新釈漢文大系 (96)」p... 2013.02.28 『貞観政要』を読むシリーズ企画
国内 若者の働く意識はなぜ変わったのか―企業戦士からニートへ 働くスタイルもそうであるが、「働く意識」も時代とともに変化をしている。最近では「豊かになりたい」「生活のため」「終身雇用」があたりまえであり、「会社のために働く」というのがメジャーだったのだが、時代や情勢は常に変化するものであり、私たちの世... 2013.02.28 国内書評
『貞観政要』を読む シリーズ「『貞観政要』を読む」~10.巻九<征伐><安邊>~ <論征伐第三十四> 「征伐」は簡単に言うと他国への「戦争」を意味します。「天下太平」にほど近い太宗の時代でも他国への侵攻もありましたが、他国からの宣戦を受けることもあり、戦禍は絶えませんでした。 ----------------------... 2013.02.27 『貞観政要』を読むシリーズ企画
書評 週末は家族 私の周りには「週末起業」をしている人がいる。平日はサラリーマンとして企業で働きながら、週末、もしくは終業後はサラリーマンとは別に副業として会社を興してビジネスを行う人のことを指す。経済は回復傾向にあるとは言えど、不安のある状態に変わりはない... 2013.02.27 書評青春
『貞観政要』を読む シリーズ「『貞観政要』を読む」~9.巻八<務農><刑法><赦令><貢賦>~ <論務農第三十> 巻八の冒頭は農業政策について論じた所です。 ---------------------------- 貞觀二年,太宗謂侍臣曰:「凡事皆須務本。國以人為本,人以衣食為本,凡營衣食,以不失時為本。夫不失時者,在人君簡靜乃可致耳... 2013.02.26 『貞観政要』を読むシリーズ企画
教育 灘中 奇跡の国語教室 – 橋本武の超スロー・リーディング 灘中・灘高と言えば、東大・京大への輩出の多い進学校として有名である。灘中・灘高・東大もしくは京大と進学し、さらに政財界に活躍している人物も多い。 その灘中は2009年、「銀の匙」を3年間かけて読むという「超スロー・リーディング」の授業が取り... 2013.02.26 教育書評
『貞観政要』を読む シリーズ「『貞観政要』を読む」~8.巻七<儒學><文史><禮樂>~ <崇儒學第二十七> 中国大陸や朝鮮半島で重宝された「儒学」の重要性について議論をしたところです。 ---------------------------- 貞觀二年,太宗謂侍臣曰:「為政之要,惟在得人。用非其才,必難致治。今所任用,必須以德... 2013.02.25 『貞観政要』を読むシリーズ企画
仕事術 失敗のすすめ―「教える」だけでは人も企業も育たない 人は誰しも多かれ少なかれ「失敗」をする。しかし企業や人の中にはそれを許さない所もある。それ故に「失敗」を極端におそれ、「指示待ち人間」ばかりできてしまうのだという。 著者が社長をつとめる会社の風潮は「とにかくチャレンジし、失敗しろ」というよ... 2013.02.25 仕事術書評
『貞観政要』を読む シリーズ「『貞観政要』を読む」~7.巻六<倹約><謙譲><仁惻><慎所好><慎言語><杜讒邪><悔過><奢縱><貪鄙>~ <論儉約第十八> 巻六の最初は倹約について議論を行ったところです。太宗の政治の特徴の一つとして、民のために、自ら「倹約(節制)」に徹したと言われています。 ---------------------------- 古人雲:『不作無益害有益。... 2013.02.24 『貞観政要』を読むシリーズ企画
1968年を知らない人の『1968』 1968―世界が揺れた年 「1968」 その年は世界的にも激動の年であった。これまで当ブログでは日本、アメリカ、そしてヨーロッパ各国について取り上げたが、本書はその総集編というべきところで1968年が始まったときから「プラハの春」、メキシコオリンピックが開催された「... 2013.02.24 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画国際書評