2013-06

日本人

大川周明―イスラームと天皇のはざまで

東京裁判で唯一民間人として、A級戦犯で起訴された思想家・大川周明は天皇主義から、東京裁判を経て、病床でコーランの邦訳を完成し、退院してから1957年に逝去するまでの間は「瑞穂の国」を掲げ、農業活動にも取り組んだ。 本書は「国家主義者」から「...
仕事術

昇進者の心得―新任マネジャーの将来を左右する重要課題

会社勤めの方には「出世する」といったことは、人それぞれあるのだが、存在する。その一つとして「昇進」が挙げられるのだが、その「昇進」をするにも心得がある。また昇進して「マネジャー」に就いた人もまた心得が存在する。 本書はその昇進やマネジャーの...
宗教

神仏参拝の由来と作法がわかる本

4月末から鎌倉に住み始めたのだが、鎌倉には鶴岡八幡宮を始め、神社や寺社が点在している。散歩がてら鎌倉の街を歩くのだが、色々な神社や寺社があるため、鎌倉すべてを見つけるのには時間がかかりそうである。 私事はここまでにしておき、神仏参拝をする自...
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医学

記憶をコントロールする――分子脳科学の挑戦

「記憶」とは実に不思議なものである。その記憶は時が経つにつれ忘れて行き、思い出したとしてもあやふやなものになってしまう。繰り返し覚えたとしても、覚えることを繰り返さなければ、覚えられなくなってしまう。 「記憶」はあやふやに覚えてしまうと、コ...
外国人

白楽天――官と隠のはざまで

中国大陸には様々な哲学者や詩人も多数輩出している。哲学者で言うと有名どころでは孔子や孟子がいる。詩人というと杜甫や李白がいる。 しかし詩人の有名どころではもう一人「白楽天」という詩人がいる。中国大陸で「唐」の時代に活躍した詩人、かつ官僚であ...
技術

津波避難タワー―命を守るフジワラ

2011年3月11日の東日本大震災で1万8千人もの人命が失われた。1万8千人の多くは津波による溺死が挙げであるという。もっとも記録的な津波により、場所によっては絶対的な信頼があった堤防でさえも破壊されるようなものもあり、地震対策としても、津...
書評

だから、あんたは不幸やねん―見方を変えれば、人生は逆転する

人の「幸」「不幸」はそれぞれの価値観で決まる。その価値観の中で自分は「不幸」とへりくだる人も少なくない。 企業にしても少なくない。景気は上向きになっているご時世であるが、それでも倒産になる、ならずとも火の車状態になる様な状態になっている企業...
国内

人口負荷社会

2008年を境に日本の人口は減少の一途を辿っている。少子高齢化が大きな要因であるが、人口減少と同時に人口にまつわる大きな問題が隠されている。 それは労働人口の減少と、労働者と高齢者との相関関係にある「人工負荷」の急速な増大がある。 人工負荷...
日本

千葉の逆襲

私は千葉県には1度しか行ったことがない。しかもその一度は高校の時の成田空港の時だけである。 私事はここまでにしておいて、千葉は首都圏でありながら「郊外」であり、かつ都市や田舎が共存している印象がある。これについては千葉だけではない、埼玉や茨...
書評

小説あります

小説はフィクション、ノンフィクションはあれども、幅広いジャンルまで扱っている。しかし今も昔も人はなぜ小説を読むのだろうか。 私自身もこの「蔵前トラック」で本を紹介し始めた頃、小説は全くと言ってもいいほど読まなかった。読書観は人それぞれである...
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