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2013年11月13日

いま「食べること」を問う―本能と文化の視点から

「食育」という言葉が出たのは1896年頃に、医師であった石塚左玄が「化学的食養長寿論」にて初めて取り上げられたことから始まる。しかし当時はそれほど認知されていなかったが、時は経ちバブル景気の時代に入った頃から言われ始めた。「飽食」と呼ばれるほど食べ物が豊かになってから頻繁に使われ始めたのだが、その時代だからでこそ「食べる」ことについて問う必要があるのかもしれない。 本書は食品メーカーであるサントリ […]