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2013年12月

年末恒例ランキング2013 vol.5 「人文」本ランキング

年末恒例企画もいよいよラスト、今日のランキングは「人文」本のランキングです。今年は153冊取り上げました。「人文」とは名ばかりで、自伝であったり、習わし、学問の概論、さらにはサブカルチャーに至るまで幅広く扱っている故にこのような冊数になりました。 今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。 第5位:新宿末廣亭うら、喫茶「楽屋」 新宿末廣亭うら、喫茶「楽屋」 posted with ヨメレバ […]

年末恒例ランキング2013 vol.4 「ビジネス」本ランキング

今日のランキングは「ビジネス」本のランキングです。今年は67冊取り上げました。最近はビジネス書はあまり取り上げないことから昨年より少なくなるだろうと思いましたが、よくよく調べて見たら昨年と変わらずでした。主に知り合いの本が多かったように思いました。 今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。 第5位:フリーランスで食っていきたい! フリーランスで食っていきたい! posted with ヨ […]

年末恒例ランキング2013 vol.3 「文芸・評論」本ランキング

今日のランキングは「文芸・評論」本のランキングです。今年は35冊取り上げました。有名な作品もありましたが、マイナーな作品を取り上げることがほとんどでした。でも自分自身が面白いと思った作品ばかり取り上げました。 今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。 第5位:丘の上の邂逅~三浦綾子生誕90周年記念出版 丘の上の邂逅 posted with ヨメレバ 三浦 綾子/三浦綾子記念文学館 小学館 […]

年末恒例ランキング2013 vol.2 「社会科学」本ランキング

年末企画第2弾は「社会科学」本ランキングです。今年は63冊取り上げました。時事的な問題や社会そのものの歴史といったものも取り上げてきました。 今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。 第5位:女一生の働き方―貧乏ばあさん(BB)から働くハッピーばあさん(HB)へ   posted with ヨメレバ Amazon Kindle 7net honto 紀伊國屋書店 まずは「超高齢 […]

年末恒例ランキング2013 vol.1 「理数系」本ランキング

2013年ももう残りわずかとなりました。そういえば、「蔵前トラックⅢ」に移転してからは初の年末ですね。 年末となると年末恒例と自分でなってしまっている、書評、及びF1の記事ランキングを決める時期。今年ももちろんやります。 もう6年連続ですか・・・、このランキングは自分の独断と偏見で印象に残った本を決めると言う趣旨でやってます。 しかし、今年の5月にお知らせであったようにF1観戦の記事は書かない方針 […]

都知事―権力と都政

先日12月24日に東京都知事の猪瀬直樹氏が徳洲会グループからの資金提供問題の隕石に伴い辞任した。それにより、東京都知事選が来年の2月に行われる事になったのだが、東京都知事とは他の道府県とは異なる権力を持っているとも言われている。1300万にも及ぶ人口と財力、権力を持っているとされる都知事はいったいどのような役割を担ってきたのか、そして東京都を支える都議会、さらには都庁官僚とはいったいどのような存在 […]

介護入門―親の老後にいくらかかるか?

超高齢社会であると共に、介護の需要と重要性が高まってきている。しかし介護の現場は「老老介護」「介護殺人」「介護自殺」と呼ばれる程、物騒な事件が後を絶たない。介護保険についても1997年に成立・施行され、2005年に一度改正されてからはほとんど改善できていない状況にある。 本書は「介護」の事について語る入門書、と言うよりも「介護問題」とはいったいどのようなものかを解説する「入門書」と呼ばれる一冊であ […]

理科系冷遇社会―沈没する日本の科学技術

理科系の人は冷遇されているのだという。理系というと企業の「研究職」、もしくは研究機関に就職してさらなる研究を積み、世界一の技術を生み出す。 しかし、現状では世界的にも出遅れる兆候を見せているのだという。本書はそのことについて危機感を抱いている。 第1章「地盤沈下する日本」 確か、民主党政権下で「事業仕分け」を行っていたときに、とある女性議員が「2位じゃダメなんですか?」と言うような発言が話題となり […]

瓦礫の中から言葉を―わたしの<死者>へ

東日本大震災では、多くの人命が失われ、多くの家屋が失った。復興は今でも進んでいるのだが、思ったよりも進んでいない、という事実も存在する。そのような状況の中で、震災によって2万人近く失った人々はどのように思っているのだろうか、そして私たちは亡くなられた方々にどのような言葉を送るのか、本書はふるさとを失った作家が言葉を手がかりに、自らの文学と人生を回顧している。 第一章「入江は孕んでいたー記憶と予兆」 […]

この地名が危ない

日本地図を見たり、地名を見たりすると、地名には歴史や文化がルーツとなって名付けられているのがほとんどである。全国各地にある地名を挙げると数え切れないが、その一つ一つ調べていくと、歴史を知り、文化を知る事ができるため知的好奇心が増大してくる、増大してくることによってさらに別の地名を調べたくなると言うような状況に陥る。 ここまでは明るく行ったが、実際に起こった東日本大震災を始め、火山噴火や災害によって […]