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2013年12月10日

「山月記」はなぜ国民教材となったのか

私が高校の国語の授業で一番印象に残った作品は、中島敦の「山月記」という作品である。独特の物語にハマり、何度も何度も読んだことは今も記憶に残っている。その「山月記」は今となっては、色々な出版の教科書にて取り上げることが多いのだろうか。先日「国語教科書の闇」で取り上げなかった「山月記」について深く考察を行っているのが本書である。 第一章「小説「山月記」の掲載」 小説「山月記」は1942年に発表された短 […]