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2014年2月

憂国論―新パトリオティズムの展開

本書の著者である木村光浩氏は新右翼団体である「一水会」の代表であり、昨今疑惑としてあげられている「徳洲会事件」で猪瀬直樹前東京都知事と、医療法人徳洲会グループ創設者の徳田虎雄とで行われた資金提供を行う場を作ったフィクサーとして言われている。 それはさておき、元々新右翼団体として、様々な運動や論戦を行ったことで話題となったのだが、本書はその原点となる国としてのあり方、最近お話題となっている安倍政権と […]

戦争は女の顔をしていない

戦争という「異常」な雰囲気の中で、老若男女という差別が無くなってしまう。当然女性も男性の兵士と同じように殺される。むしろ何でもありのような状態の中で真っ先に抹殺されるのは弱者(女・子ども・老人)になってしまう。 そのような状況の中で老若男女はその人なりの顔はしなくなる。当然女も例外では無い。 本書はソ連の従軍達の写真と共にインタビューを掲載している。いずれも第二次世界大戦の中でソ連の従軍として戦地 […]

街コンを仕掛けてみたらビジネスチャンスが見えてきた

最近は鳴りを潜めたものの、依然として「街コン」の勢いは止まらない。「街コン」というのは、簡単に言うと、一つの街を合コン会場のようにして、多くの出会いをつくる場所、もしくは町おこしのために、居酒屋を中心に活気づかせる場所としてある催しの事を指す。 現在では全国津々浦々で開催されているが、本書はそれをまとめた「街コンジャパン」を運営し、ビジネスチャンスにしてきた、「街コン」の仕掛け人、が街コンの魅力と […]

思想としての「無印良品」- 時代と消費と日本と-

「無印良品」と言えば、誰でも知られるブランドなのだが、百貨店はもちろんの事、ファミリーマートなどでも扱われることもあり、百貨店に行かなくても、身近なところに存在しているブランドとしてあげられる。実は私も無印良品ユーザーであるが、あくまでめがねふきをよく使うと言うだけで、それだけヘビーなユーザーではない。むしろかなりのライトユーザーと言った方が早いかもしれない。 私事はさておき、本書は「無印良品」の […]

なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術

編集集団WawW!Publishing 乙丸様より献本御礼。 私はプロブロガーと言うわけではないのだが、ブログをの更新は約5年間毎日続けている。もっと言うと、ブログを始めたのは2006年4月からさかのぼると7年間、ブログを更新している。 その中でコメントがあれるような「炎上」が起こったことがある。最近それはほとんどなくなってきているものの、ブログの中には毎回のように「炎上」をする事がある。 著者の […]

やる気の伝え方

著者の横山様より献本御礼。 自分自身が「やる気ある」と言うことがあったとしても、上司や先輩に伝わっていなくては意味がない。伝わっていないと、いくら自分ががんばったからと言っても評価されないし、周囲からも冷ややかな目で見られる事が多くなる。 では、どのようにして「伝えて」行けばいいのか、本書では「やる気」を伝えることの利点と、方法について伝授している。 step01「「上司との関係」を改善する」 会 […]

今は苦しくても、きっとうまくいく

著者の横山様より献本御礼。 人生の中で「苦しい」と感じるときは何度かある。私自身も今まさにそのときかもしれないのだが、「苦しい」時が学生でも社会人でも、今やっている仕事でも何度もあった。そのたびに「明けない夜はない」「止まない雨はない」と自分で鼓舞しながら、乗り越えてきた。 本書はそんな「苦しい自分」に対して、語りかけてくれるような言葉がぎっしりと詰まっている。 第1章「人生が大きく変わる考え方」 […]

YouTubeチャンネル「蔵前トラックチャンネル」を作成しました!

蔵前です。 既に、トップページを見ていると、妙なの(?)が追加されているのに気付くと思いますが、 「蔵前トラックチャンネル」と呼ばれるYouTubeチャンネルを作りました。 元々、YouTubeを作ろうか考えていたのですが、 知り合いに触発されてしまい、 これまでブログをコツコツとやってきましたが、 そこから飛び出して、YouTubeで本を紹介しようと考えました。 既に、YouTube上で書評をや […]

「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣

「福」と「憑かれる」と言う言葉は相反しているように見える。「福」と言えば、「幸福」とか「福の神」と言ったようにポジティブな印象はあるのだが、「憑かれる」は地縛霊や貧乏神に取り憑かれるというように、どちらかと言えばネガティブな印象を与えてしまう。 でも「福の神に憑かれる」と言うのであれば、私とてまんざらでもない。 個人的なことはさておき、本書は街中の小さな本屋が倒産危機に遭い、福の神との出会い、そし […]

男のトリセツ

本書のタイトルを見て、思わず「女性が男性を手玉に取る本」のように思えてしまったが、実はそうではなく、 「女性がいかにしていい男性を捕まえるか」 と言うことを主題においた一冊である。実は本書の著者は男性であるが、その男性は現在カナダに在住している。愛するべき人が男性であり、現在同性婚をしているのだという。そのオネエ系の男性が悩める女性に、時には鋭く、時には厳しく突きながらも解決まで紐解いている。 第 […]