「育て」の流儀 -個性を磨き、大きく伸ばすコーチング-

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人を育てるのは、ビジネスでもスポーツでも同じである。本書は福岡大学サッカー部の監督として多くの代表選手を輩出してきた名将が人を育てることの重要性について説いている。

第一章「オリンピックの歓喜に隠された真実」
ロンドンオリンピックにおけるサッカー日本代表(U-22)は1968年のメキシコオリンピック以来久しぶりとなる大会ベスト4に進出した。しかしその裏にはある「屈辱」があった。それは毎回のように出場した「U-20ワールドカップ」の出場を逃したことにあった。そこから這い上がっていったのかをつづっている。

第二章「リーダーよ。まずは己が考えよ」
仕事の根幹として「考える」事にあるのだが、どのように考えたら良いのか分からない方も少なくない。人をどのように伸ばすのか、さらにチーム作りはどのように進めていくのか、本章ではその考え方について提示している。

第三章「限りなく人を伸ばしていく」
指導者の役割の一つとして「人を育てる」と言うことがある。人を育てるためには身体的な成長ばかりではなく、モチベーションなど「心」の面の成長も欠かせない。もちろん人にはそれぞれ「個性」があり、育て方もことなる。そう考えると人の育て方には、完全な「正解」は無いものの、根幹をなす部分は共通する要素がある。本章ではそのことについて取り上げている。

第四章「原石を本物へと磨き上げる」
人を育てるにも方向性はそれぞれ異なる。個人としての「方向性」もあれば、チームとしての「方向性」も存在する。その両方のバランスを変え備えながらどのように進み、成長していくのかを取り上げている。

第五章「人を導くブレない言葉」
人を導くためには人の言うことを聞くと言うことから始まる。それは人の意見を聞くこともさることながら、メモを取ると言うことも重要である。

第六章「長所を伸ばせば短所も克服」
人には誰しも長所・短所は存在する。長所を伸ばし、短所を克服すると言うことはよくあるが、本章では「長所を伸ばす」という所にフォーカスを置いている。

第七章「困難を突き抜けて手にする成長」
努力をし続けていくと、必ずと言っても良いほど「困難」がやってくる。その困難を抜けるためには「目標」を明確に設定し、それに向けて進んでいくことが肝心である。

第八章「あらゆる経験が人を育てる」
成長をする際に様々な「経験」をする。その経験がいかに人を育てる要員になるのかを説明している。

第九章「栄光を手に入れるチームとは」
栄光を手に入れられるチームとそうでないチームとはいったいどのような差があるのだろうか、それは選手個人の能力だけではなく、「相乗効果」をもたらす力などがある。他にも「社会に出て通用する能力」というのも特徴としてある。

第十章「サッカーと私」
著者は昭和59年からサッカー指導人生がスタートし、今年で30周年を迎える。その30年の中でサッカーはいったいどのような存在なのかを綴っている。

サッカー指導にしてもビジネスの指導にしても根本は同じなのかも知れない。もっともビジネスでもチーム戦になる事がほとんどであり、それがサッカーや野球に喩えられることが多いと考えると、本書はサッカー指導者としての「育て方」の本だが、ビジネス書としても大いに役立てる。そのことから今回のカテゴリーも「ビジネス書」としたのである。

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