目がよくなって心も体も超スッキリ!~0.2から1.5までアップも!カンタン視力回復法

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
元々私は目が悪いわけではないのだが、最近パソコンでの仕事が多くなり、なおかつ毎日深夜にまで及ぶこともあったためか、最近だんだん目が悪くなっているように思える実感がある。知覚の文字がぼやけるとかそういうものではないのだが、10メートル先にある文字がぼやけるといったことが往々にしてある。そう考えると視力回復のメソッドを知り、実践する必要がある。しかし本書は視力回復をするだけで内蔵や心などあらゆる所で効果が出るのだという。

第1章「世界一、目が悪い国、日本! ほとんど100%が知らない、衝撃の事実」
日本でも地域によるのだが、確かに最近目が悪い国だという実感を持ってしまう。私の地元北海道では山々が多く、高層ビルもそれほど多くなかったのに対し、東京で働くようになってから高層ビル・高層マンションが至る所に存在する。実際に遠くにあるものもほとんど見えず、もっといえば近くでも物事が事足りてしまうので、遠くを見る機会が少なくなってしまう。
しかしその「目が悪い」ことは、他の五臓六腑にも悪影響を及ぼしているという事実が存在する。本章では目が悪いことに対する悪影響を紹介している。

第2章「視力回復の秘密は「酸素」にあった!」
では、視力回復の要素にはどのようなものがあるのか。本書では「酸素」がキーワードとなっているのだが、よく見てみるとあらゆる病気の特効薬として「酸素」がキーワードになっている。もちろん目を動かすには酸素の他にも必要な要素がある。本書は、酸素はもちろんのこと、必要な要素が何なのか、そして必要な要素がどうなっているのかテストをする事ができる。

第3章「「内臓」が元気になると10倍早く目はよみがえる!」
内臓と体は意外なまでに関連付いている。もちろん視力も同様であり、内臓を良くすることで視力を回復することができるし、内臓が悪いとどんなにトレーニングやマッサージをしていても視力を回復することが難しくなってしまう。本章では内臓の重要性の他に、自律神経、さらには栄養バランスなど、視力に関係は無いのだが、体全体から視力を回復する方法についてを紹介している。

第4章「実践! 今野式超視力回復トレーニング」
まずは自分自身の視力を知り、その後に、現在の視力から回復させるために毎日トレーニングすべき方法を取り上げている。基本的に顔、腕、足、爪など目とは直接関係なさそうなところもトレーニングの対象になる。

第5章「瞳も心もスッキリ晴れる!「毎日のカンタン習慣」」
トレーニングを続ける事も視力回復への道の一つなのだが、もう一つ「習慣」を変えていくこともまた、視力回復への道となる。本章では視力回復をするためにはどのような習慣を持てば良いのか、「見る」「食事」「睡眠」を基軸にした方法を紹介している。

第6章「目からウロコのビッグな幸運を引き寄せる「新常識」」
本章ではQ&A方式にて、トレーニングの効果はもちろんのこと、メガネやコンタクトレンズ、さらにはパソコン・スマートフォンとの付き合い方など様々な「目」を使うことについての考え方を網羅している。

本書を読んで目から鱗だったのは、必ずしも目のトレーニングだけでは視力回復ができないことにある。もちろん目にも筋肉があるし、目にも栄養は必要になる。その栄養を司るのは内臓だし、筋肉も色々と使っていかないと、トレーニングしていかないと固くなり、衰えて行ってしまう。本書は単純にトレーニングメソッドを教えているわけではない。目を蘇らせるためには習慣から変えていく必要があるということを伝えている。