ポイズン・ママ―母・小川真由美との40年戦争

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人には「表」の側面もあれば「裏」の側面もある。

本書の著者の母親、小川真由美(現:小川眞由美)もその例外に漏れなかった。むしろ「裏」そのものの顔は、娘である著者でしか知らなかったと言えるのかも知れない。

本書は私たちの誰も知らなかった小川真由美の裏の顔について娘である著者が告発している。著者の名前は本名名義となっているが、かつては母親の付き人を経てMAHという芸名で女優、モデルなど活躍し、母親との訣別を経て、パンクロックバンドのギター&ボーカル活動を行っている。

娘だけしか知らない大女優であり母親である人の「裏の顔」。女優活動を続けながらも、娘への虐待などの暴力を行い、愛情そのものが歪み、怪しい宗教にのめり込み、そして親子関係は「破綻」という言葉では収まらないほどにまで壊れていった。本来であれば章立てで詳しく述べようとも考えていたのだが、あまりにも強烈すぎて、どこを取り上げたら良いのか分からないほど中身は濃かった。むしろ非常に具体的に綴られており、自分が受けた仕打ちを一つ一つ挙げられているだけでも、読んでいる自分に「痛み」が伝わっているようでならなかった。

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