ジャパニーズウイスキー

今年の9月29日より始まった朝の連続テレビ小説「マッサン」。「マッサン」の事については半年前に「日本ウイスキー 世界一への道」という本でも取り上げたが、この「マッサン」が放映されるちょっと前からウイスキーに関する本が出てきた。中には「マッサン語録」というような本まで出てきており、「マッサン」が一つのブームとなっており、それと共に「ウイスキー」も認知されている。

元々「マッサン」のモデルとなったのはスコットランドでウイスキーの技術を学び、日本に伝え、日本で初めてウイスキーをつくった竹鶴政孝・リタ夫妻である。大正時代、第一次世界大戦真っ只中の時代に学び、その後寿屋(現:サントリー)の創業者のラブコールを受けて本格的に京都郊外にある「山崎」と呼ばれる所に蒸留所をつくり、昭和初期にあたる1929年に「サントリーウヰスキー」としてジャパニーズウイスキーが完成した。そう考えると今年ジャパニーズウイスキーは85年という節目を迎える。おそらくNHKはそれを見越してこの「マッサン」を秋の連続テレビ小説に当てたのかも知れない。

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