預金、やめた。―年5%の運用益を手に入れる最も確実な投資法

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ここ最近では減少しつつあるのだが、日本人は得たお金を郵便局の貯金口座や、銀行の預金口座に預け入れる傾向にある。しかし預金や貯金ばかりしていて、お金は安全かというとそうではない。もちろんそれをするしか方法がないと躊躇する方もいるが、最近では「資産運用」を行う本も増えてきており、銀行に預け入れるだけではなく、実際に株や債券、投資信託にお金を投資して殖やすという事をやる方も出てきている。現に私も行っているのだが。
しかし資産運用はリスクを伴う、そのリスクを忌避して預金に走ってしまう事もあるのだが、ヘッジ(分散)をするなどの対応方法がきちんと理解し、実行することができれば大丈夫である。本書は預金に走ることよりも投資を行うことのメリットの他に著者が提示する投資法についても伝授している。

Part1「長期分散投資がうまくいかない本当の理由」
「長期分散投資」を提示している投資家やファイナンシャルプランナーは少なくないのだが、著者曰く「長期分散投資」はうまく行かないという。その理由は、

「長期分散投資をすすめる専門家は、感情というあいまいなものを考慮に入れていないようです。なぜ長期分散投資は感情面から語られないのでしょうか。
それは長期分散投資がプロ投資家の理屈で成り立っているからです。」(p.67より)

だという。確かに長期分散投資をすすめている論者はプロが提示している方法であるのだが、実際に長期分散投資ではなく、他の方法でも、もっとも本書で取り上げている方法でも「プロ」が提示している投資方法である。もっとも本書で提示されている「アドリブ投資法」も「プロのマネ」と言えるのだがどうだろうか。

Part2「アドリブ投資法を学ぶ」
言葉尻の批判はここまでにしておいて、ここではさっきも述べた「アドリブ投資法」についての概要について提示している。「アドリブ」は演技やコントなどで台本にないことそのものを表しているのだが、どんな不足の状況に陥っても柔軟に対応する方法を指している。とはいえルールや原則はあるのだが、それさえ知っておけば、状況に対応することにある。具体的にどう言った投資方法をしたらよいのか、具体的なケースを交えて説明されている。

Part3「アドリブ投資法の実践」
アドリブ投資法は株や投資信託などいろいろな金融商品を組み合わせて投資を行うのだが、どう言った金融商品を選べば良いのか、と言うのを提示している。もちろん金融商品には「保険」も含まれている。

投資はリスクを伴うので、実施をするにもそのリスクを受け入れる事、ヘッジをすることが大切である。その上で銀行預金や郵便貯金をするよりも効率的に利息を手に入れることができる、お金を殖やすことができるにはどうしたら良いのか、自分の頭で考えることが大切になる。本書はあくまで「アドリブ投資法」という一つの投資法を提示しただけのことである。

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