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2015年7月28日

沈むフランシス

本書のタイトルにある「フランシス」は川のほとりにある木造家屋の名前である。 本書の舞台は北海道の東部にある架空の村であるが、「湧別川」が記載しているところから推測すると、遠軽町か湧別町のあたりにある架空の村と推測できる。その村に東京から引っ越してきた女性。元々東京では商社のOLとして働いていたのだが、ふるさとの地が忘れられなかったのか、それとも何か思うところがあるのか、本書ではつかめなかった。しか […]