明日のコミュニケーション―「関与する生活者」に愛される方法

コミュニケーションツールの進歩はインターネットの隆盛により、飛躍的な進歩を遂げることになった。特にTwitterやFacebookは世界的にも発展しており、口頭の会話以上に存在感を示しているといえる。

そのコミュニケーションの変化に伴い、消費者として、生活者としての行動の変化も出てきている。その「変化」を垣間見るとともに、今後どのような傾向になるのか分析している。

第1章「「関与する生活者」がつながった~ソーシャルメディアは関与する生活者が動くプラットフォーム」
今までのメディアは一方的で、いわゆる私たちのような生活者は情報を受け取るだけの存在だった。そのためか本章ではそういった時代、生活者は「情報弱者」だったという。しかしインターネットが生まれ、ブログやTwitter・Facebookなどのソーシャルメディアが次々と生まれていったとともに、生活者もまた情報を提供する立場となり、双方向のメディアが確立されるようになった。

第2章「ハイパークチコミの誕生~ソーシャルグラフが情報伝達を大きく変える」
そしてそのソーシャルメディアによって新たな「クチコミ(口コミ)」が生まれた。もちろんそのような口コミは企業を見逃すはずもなく、ソーシャルメディアを利用したマーケティング手法も出てくるようになった。

第3章「ソーシャルメディアの勘所~コミュニケーション・デザインの視点でのキーワード」
ソーシャルメディアの流行はまさに技術の進歩によって起こった必然であるという。その必然の波に載って企業ではあの手この手で情報を提供しながら、マーケティング活動を行う。しかしそのソーシャルメディアで交わされる情報は多々あるものの、その中で価値のある情報としてのバロメーターとして「共感」がある。

第4章「ソーシャルメディア上で関与する生活者はどう動くか~新・生活者消費行動モデル概念「SIPS」」
そのマーケティングについて本章では生活者の消費行動の概念として「SIPS(新・生活者消費行動モデル概念)」と定義づけている。これは、「Sympathize(共感する)」「Identify(確認する)」「Participate(参加する)」「Share&Spread(共有&拡散する)」の頭文字から取っている。

第5章「関与する生活者に愛される方法~ソーシャルメディア時代のコミュニケーション・デザイン」
ソーシャルメディアによって双方向メディアができあがり、なおかつパソコンやスマホでありながら人とのつながりを持つことができるようになった。その中でコミュニケーションとは、恋愛とはどのように変化していくのか、そのことについて取り上げている。

コミュニケーションは直接会って会話をする時代から、様々なツールを使って会話する時代になっていった。もちろんそこから新たな進化があるのだが、その変化の道筋がどのようにたどっていったのか、本書でもってよく分かる。

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