彼女を愛した遺伝子

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一昔前「博士の愛した数式」がベストセラーになり、2006年に映画化された。その人気からか二匹目のドジョウをすくう所があったかというと、なかなか見つからなかった。本書はそういったことを意識していないかもしれないのだが、タイトルをつける際に「偶然」二匹目のドジョウになってしまったと言えるのかもしれない。

タイトルの言及はここまでにしておいて、本書の主人公は遺伝子研究者で、女性よりも遺伝子をこよなく愛している男性で、いわゆる「非モテ」と呼ばれる男性である。しかしその研究者が突然恋に落ちてしまう。遺伝子研究の虫だった男性が突然女性に恋をしてしまったわけである。もちろんその主人公の後輩もショックを受けて失踪してしまう。その後、また別の女性が出てきて、主人公は遺伝子研究とかけ離れた所で「葛藤」が起こってしまう。その葛藤の中で研究者が出した「答え」とはいったい何なのだろうか。その答えは研究していた「遺伝子」にあったという。

読んでみてミステリーの要素があったかと思ったが、むしろラブコメというような要素があった。もっと言うとコメディと言うよりもラブとエンターテインメントを併せた「ラブエンタメ」と言うような小説だった。

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